悔い改めにふさわしい実を結べ。(マタイによる福音書38節)



 

この間、隣のおじさんと話していたら、やたら日本の暦に詳しくて、「旧暦」では今はどういう季節なのか、などということを教えてくれました。


 今の時期は、旧暦でいうともっとも秋らしい時期なのだそうです。


 秋の土用といって、詳しくは分かりませんが、立冬の前の2週間位なのでしょうか。そんなことを聞くと、秋の深まりを感じますね。



読書の秋、スポーツの秋、そして、食欲の秋、この間、20人位でピザを10枚頼んで、ピザ・パーティをしました。(笑)楽しかったです。



ピザは秋にはあまり関係ないですね。


でも、それぞれに「実」を結ぶという時期かもしれません。


先週一週間は、小・中学生に礼拝堂を夕方から開放して、宿題や勉強をする時間にしました。

「え~教会がそんなことまでするの?」と言う声を押し切って、決行しましたが、結構(笑)、連日、子どもたちでにぎわったのです。


子どもたちも、それぞれに「実」を結ぶ為に頑張っている様子がわかってとっても楽しく感じました。

でも、中学の「数学」を教えるのは難しくて(チョウ、文系なものですから…)今、改めて「数学」をやってみたくてウズウズしてきています。


とまあ、最近の出来ごとをコメントしながら、何を書きたいのかというと、「実を結ぶ」という話しです。「悔い改めにふさわしい」ってどういう意味なのかなぁ、と思い巡らしてみると、つまりは、「自分がどう生きてるのか」って所に行き着くように思うんです。



話しは変わりますが、一緒に住んでいる私の母は、「認知症」です。結構大変です。


どうしてかと考えますと、「脳が今に生きていない」という症状が出るんですね。自分が子どもの頃の話が70%で、後の20%は、かろうじて家族や孫との会話、10%位でしょうか。今に生きている脳が…。でも病気ですから、これは仕方ありません。


丁寧に気分良く過せるようにと色々工面していますが、その気持ちもわかって貰えないのも、仕方ありません。だって、過去に生きていますからね。



みなさん「認知症」の話しじゃないですよ。


あなたは「今」に生きてい・ま・す・か?


あの事、この事、後悔しながら生きていませんか? 

自分は、クヨクヨしがちな性格だと思っていませんか?

反省ばかりしていませんか?


悩んでいる人のほぼ「全員」は、過去を引きずっています。それは、もう、取り戻せない過去に生きているようなものなのです。

 

そんなものは止めちゃいましょう。思いきって前を向いて、グンを前進あるのみですよ。


 それが「悔い改めにふさわし実を結ぶ」秘訣のようにおもいます。頑張っていきましょう。


気分が落ち込んだ時は、私のブログにおいで下さい。元気が出ますよ。(笑)