生きる、ということ
普段、私たちは「生きる」ことについて、考えてみることはあまり無いと思いますし、学校でも教わる機会は殆どないでしょう。
でも、この文章を読む皆さんは少なくとも、これから、どこかで「生きる」ってどういうことかな?
と、感じて読んでいくことになるでしょう。そうなってもらいたいと願います。
これから、「生きる、ということ」とはどういうことなのか、一緒に考えていければと願っています。
さて、人間は誰ひとり、生まれて来たいと思いながら生まれる人はいません。
親も自分の好みの子どもを選ぶことはできません。
日本人として生まれるのか、フランス人として生まれるのか、何人として生まれるのかも、自分では選択できません。
日本のどの町に生まれるのか、男性なのか、女性なのか、親も富も選ぶことは出来ません。
顔の形、背の高さ、生まれる時代、考えてみると生まれる時、自分で選択出来ることはほんとに何も無いと言ってもいいのです。
それでも、私たちは奇跡的な力の中で、命が与えられて、誕生してきます。その命は一人に一つだけ与えられているものです。
でも、誕生し、様々な人生経験を積みながら、人間は成長していきながら、自分の人生を自分で決定出来るのです。
決定出来ない!と思っている人もいるかもしれませんが、あなたの人生はあなたが、あなたの人生という船の舵を取っているのです。
だからこそ、人は不安の中に生きているとも言えます。
そして、その舵を離さないで良いように、古来から人の歴史とともに宗教はありました。
みなさん、人はお金で生きているのでも、仕事で生きているのでも、社会的立場で生きているのでもありません。
生きていることに価値がある。
それが一つの、そして最大の大きな「宗教」というものの価値観なのです。
そのことに気付いた時、あなたの人生が劇的な変化を遂げるかもしれません。
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