煉獄生誕祭に出した作品。
万愛にはあの集いはとても楽しかったようです。
他はいいからあの記事とジェロさんの祝い記事だけは返せー!とブーブー言っております。



ジェロさんの祝のために描いた冨岡義勇。

炭治郎生誕祭に描いた

上の3点は万愛がトレスや模写を否定していないことを示すために、あえてフィギュアのポーズから描いています。

万愛は常日頃から。
技法としてのトレスや模写は何ら悪くはない。
と言っていました

例えばケーキ職人さんなどはチョコアートには当たり前にトレスを使う。

それは技法として使っているだけだ。

それは何ら悪くない。
技術の駆使ならば何ら恥ずべきことはない。
トレスだって精巧にやるとなれば苦労は伴う。

そこではない。
己の作品だと言い張りたいのならば。
己だけのものに昇華させればいい。
その努力は怠って、安易に猿真似だけで終わる。

その挙げ句に力を得てすることの情けなさに反吐が出る。

これは万愛が以前に俺に言ったセリフそのままです。

コンプレックスの裏返しなんだろうなと。
恐れが見えると。
それは俺にはわかりませんでした。
絵を描くものにしかわからない感覚なのかもですね?


絵を書くものだからこそ。
していることの意味がわかる。
模写でもトレスでも唸らせる作品を描いてる人間はいる。

万愛はいつもそう言っていました。
それそのものは何ら恥じるものではない。




絵師とは他人の作品にはリテイクは出さぬもの。
上手い下手に関わらず、それはせぬものなのだそうです。
それをやるのは商業誌の世界のみ。



ある時に万愛が吐き捨てるように言っていました。

「は!トレパクが描いてる奴に物言いか?本末転倒もいいとこだろ?」

ひどい言葉でしょうか?


絵を描くものだから
その生みの苦労を知っている。
己より上手いやつに打ちのめされ。
上手くなりたいともがき。

少しでも良い物をと足掻く。
己以外の才能に打ちのめされて、そのコンプレックスから逃げずに。
立ち向かう。


人と比較し己を卑下し、悔しさに泣いて、やっとようやくその先で。
己の絵を認めてやることができる。

万愛は厳しいのでしょうね?
けれど。
彼女が怒っていたのは。
絵を道具として使い。

その果の先にあったもの。
していたこと。



その意味は。
絵を描くものだからこその怒りなのでしょう。
自らの愛するものを汚く汚されたように感じると。

怒っていました。

見ていて見苦しい。
と。







ここから下は万愛的には習作と言われるものです。
キャラを覚えるために描く。
ワンドロというものは真似して書くものも多いのだとか。
気になった人の作品を自分なりにどう描けるのか試すというのはあるのだそう。

そういう意味では模写は万愛も普通にするのだと、彼女はいっていました。
でもそのときにも
全く同じ
は恥でしかないのだとか。

己だけのテイスト。
己だけのものを必ず足したいと願うのだそう。

万愛自身はちょっとした、かわいい程度のコラージュは問題ないよ?というスタンスの人。

背景トレスなども彼女は普通に使います。
何もかもだめ、とは全く言っていない。

何が悪いのか?
それはもう、皆様の中に有るのではないのですか?

万愛の言葉を受けて考えた人は多かった。
知らなかったと。
それがそういう意味を持ってたのかと。


彼女は必ずそういう人には、全てだめとは言ってない。楽しんで描くことはやめないでと。
常に言っていました。

上手い下手ではないのだ

とも。





万愛は妓夫太郎と堕姫が好きなようです。
鬼滅株式会社のシリーズにも出てきます。


煉獄さん。
万愛のは原作からしたら、誰この人?レベルには違っている。
しかし、二次創作ではこちらが正統派。
原作忠実は尊ばれません。



俺はこの宇髄は万愛らしくて好きですね。
あいつのオリジナルに近いかな?


ミニキャラは万愛達の世代が、ストーリーとの融合をさせはじめたのです。
それまではギャグはギャグ、シリアスはシリアスと別れていた。
シリアスキャラが、デフォルメするのは二次創作のほうが先にやり始めています。

万愛は現役時代はミニキャラでも愛された作家の一人でした。

万愛のポリシーとして、過去の作品は全て今とは関係ない。

というのがあるので、今を見てもらわねば意味がないとのこと

描くことを楽しんでいるのでしょうね?


こちらはこのサイズのほうがバランス取れるなーと万愛が言ってたので載せました。




こちらは描き始めていた鬼滅株式会社というギャグ。
万愛は本編がとても重い作品なので、二次創作くらいは明るく、違う未来をと言ってましたね。
これは今後も書いていくそうです。

俺は下書きは見てますが面白いので好きですね。





こちらは、とある作品で。あまりにも糞味噌な扱いを受けてる義勇の姿に怒って、2日くらいで描いたのだとか。

作品としての闇などは容認の万愛。
闇は背景などの説得力をもたせるのは、とても難しいのだそう。力量のいる分野だと。
力もないくせに猿真似だけで何とかしようとするからこんな駄作ができるとカンカンに怒っていましたね。


万愛はライトポップな作品が多いので、闇をうまくかける作家さんに憧れると言ってました。






こちらはミニストーリー。
万愛にとっては、ミニストーリーとは作品としては、軽く書いたものなのだそう。
楽しんで描いてるという分野になるのだとか。

二次創作には起承転結のオチをあえてつけずに部分だけを切り取るというのはありますね。

一本の話を起承転結つけてまとめるのには相応の実力が必要です。
それは小説でも漫画でも同じですね。










ここから下は。まだ未完成なのだそうです。

描き初めのときには無惨を原作に寄せようかな?としていたようなのですが。
どうもそれが気に入らず
このページは書き直すとのこと。




こちらは煉獄さんの顔が気に入らぬとごねていました。
このコマも書き直すらしいです。
上の無惨のコマで吹っ切れたのだとか。
自分が、無惨を描くのならこうなるな、と。
それでコマ直しをすると決めていたようです。



明らかに原作と違う絵柄ですね?
こちらはアバランチに出す予定であったのだとか。
万愛は下書きはかなりラフです。
見ていただいてわかる通り。
ほとんど下書きがない。

ダイレクトドローイングに近い形で線画をかいているわけです。

それは手がキャラを覚えてるからできるのだそう。



このお話は20ページくらいあったのだそう。
万愛がネットリテラシーのあり方に激怒し。
もう許さんと。
暴くことを決意して。
アバランチから一旦抜けると宣言したことでオクラに入りました。

体が回復したらそのうちに描くのかもしれませんね?



鬼滅はまだツイステに比べて作品が少ないですね?
それでは次回以降はツイステに入りましょう。


文責 大塚あずる