映画大好き太田葉子です

先月は、なんと一週間に4本映画を観た週がありました。笑
変に時間があったもんでしたから・・・笑


さて、今回ご紹介するのは『リリーのすべて』

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主役が2人揃ってアカデミー賞にノミネートされたすごい作品です

(他にも衣装デザイン賞、美術賞もノミネートされていた!!)



先に申し上げますと

この映画本当に素晴らしかったです


”世界で初めて性別適合手術を受けた人物リリー・エルベ”とその妻の愛の物語・・・


見たのはけっこう前なんですけど
いまだにどこが良かったか言えるくらい
すごく印象に残っていて

ブログ書こう書こう思っていたので
やっと書きます╭︎( ・ㅂ・)و




以下、ネタバレ感想です!
ご注意ください。










夫エイナルと、妻ゲルダ
エイナルもゲルダも画家なんです


エイナルの方が売れている画家で、
風景を専門に描いていました。

ゲルダも才能はあると言われているが、
なかなか売れず模索中。。
というところから物語は始まります。


ある日、ゲルダがダンサーの肖像画を描くなか、モデルが来れなくなったため
夫エイナルにダンサーの脚のモデルを頼みます。

エイナルがあまりにも美しかったからか?妻のゲルダは冗談半分でエイナルに女装をさせたりして、「リリー」と名前までつけて、外出までしちゃいます。


まぁ、、確かに、楽しそう。笑



しかし、夫エイナルは女装を重ねる度に、自分の中に眠っている”女性リリー”の存在が増幅していきます。。



(妻にとっては)幸か不幸か、眠っている夫エイナルを描いた絵が大ヒット!!


そう。ゲルダは
”女性の肖像画”を描くことに才能があったみたいです。


妻は夫に女装をさせ「リリー」をモデルにした絵をたくさん描き、売れっ子画家になったゲルダ。


反対に、絵を描くことからどんどん遠ざかり、「リリー」になることに熱心になる夫エイナル。。


そして、ついに自身を「リリー・エルベ」と名付け、恋人(男)まで作ったり・・・


最初は、男である自分と女であるリリーを両立させていた夫ですが



どんどん「リリー」の感情が大きくなっていき、、、



最後は「エイナルを完全に消すわ」と。





そして、世界で初めて
性別適合手術へと踏み切るのです。。




エイナルがとても良い夫だったせいか、、
身も心もリリーになっていく様子を見ていたら、、、




途中から、
「なんて自分勝手なやつなんだ!」と
イライラしちゃった。笑←


↑いや、リリーがまた、自分のことしか考えない系なんですよ、、

状況的に仕方ないとはいえ、ちょっとは妻の気持ちになってよ!!

ていうか、最後はもはや
「ああぁあ嫌な女だ!!」って思うくらい女性だった、、、。


私は演技の上手い下手とかは
全然分からないのですが、


そんな私もここまで思わせるなんて...
主演のエディ・レッドメインさんの演技
ほんとすごいんだわ。。




自分が妻の立場だったら、、と思うと
なんとも言えない複雑な気持ち。。


それを見事に演じた妻役のアリシア・ヴィキャンデルさん、なんとアカデミー賞助演女優賞を受賞されたそうです!


すごい納得!!!ほんと納得!!!






他にも良かったのが、


エイナルが風景画を描いていた理由と
描かなくなった理由がちゃんとあって

そこがまた話に深みを出してすごく良かったです(これは実際に観てみてほしい!ここを説明できる文章力が私にはございませんorz)


映画全体の雰囲気もおしゃれで良かったなぁ~


最後の結末も、「ああ、リアルだ」という感じ!!

ブログ書いてたらもう一回観たいと思ってきました。


まだ上映している劇場もあるみたいなので気になった方はぜひ



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