口蹄疫に関する問題については、種牛6頭を救済する姿勢の東国原知事と
代執行として殺処分に踏み切るとしていた山田農水相との対立があった。

7月15日の知事自身のブログでは------------------------------------------
 国からの是正指示は、今の時点でまだ来ていない。待っているのだが・・・・・・
 結局、国に是正指示を出す覚悟は無いのか? 自治法に基づく是正指示は、
過去に事例は無い。もし出れば初になる。
 この是正指示は出す方にも受ける方にもかなりの覚悟が必要である。
僕は、受ける覚悟は出来ている。既に腹は括っている。
 しかし、あの農水相には出す覚悟・力量・度量は無いのかも知れない
(正確には総務省が出すのだが)。
結局、「出すぞ!出すぞ!」といういつもの脅し・はったり程度なのかも知れない。
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「例え身は朽ちようとも、闘わなければならない時があります。」
「どうやら、いじめられそうです」というツイッターでのつぶやきもあった。

が、一転、態度を急変。

-------以下2010年7月16日asahi.comより引用-----------------------------
 家畜伝染病、口蹄疫(こうていえき)の問題で、宮崎県の東国原英夫知事は
15日、所有する種牛6頭の殺処分を拒んでいる同県高鍋町の畜産農家に、
殺処分を受け入れるよう申し入れた。
知事は種牛を県有化して救済すると表明していたが、国が殺処分を求める姿勢を
変えず、種牛が残っていれば、16日午前0時に予定していた県東部地域の
家畜などの移動・搬出制限(発生農場から半径10キロ内・10~20キロ内)
解除を認めないとされ、方針を転換した。
県は国の了承を受け、この農家から半径10キロ内を除き、予定通り制限解除した。
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14日に行った県の復興対策会議でも、16日の制限解除に対する不安の声が上がって
いたように、他の畜産農家への影響が大きいと判断したのか。本当に今回は
苦渋の選択だったのだろう。

それにしても、
「農家で感染が疑われる症状の牛1頭が6月下旬に見つかったものの、県が検査や
国への通報をせず殺処分していたことが15日、明らかになった。」という報道も
あった。
この報道を聞いて「まずいなぁ~」というのが最初の感想であった。
これから闘おうとするときに問題を隠蔽していたという事実があったのだと
したら、腰砕けになってしまうと思ったからだ。

ただ、この問題については知事自身のブログで---------------------------------
家畜防疫員は防疫作業に必死で当たっており、意図的に隠す事は無い。失礼な記事だ。
国としては「問題無い」で整理済み・・・・・」と発言された。その通りである。
これが、国の見解である。
この記事に関しては、7月1日に、毎日新聞と読売新聞が既に農水省に取材をした。
その時も農水省は上記(副大臣談話)とほぼ同じような回答をした。
よって、その時は記事にはならなかったが、
どうして今のタイミングで記事になるのだろう?
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この問題に関する続報は今のところ無い。
何かの意図で新聞等に取り上げられたのか、あまりにもタイミングが良すぎると
思った。
そんな姿勢だとどこかの市長にまた「マスゴミ」と書かれるのかもしれない。