今日のテレビ番組で、あるコメンテーターの方から、いま問題と
なっている相撲の野球賭博と公営競技等のギャンブルを同一視する
かのような発言があった。日頃、共感する意見が多い方の発言だったが、
その内容には違和感を感じた。
確かに、私も相撲の野球賭博報道があった当初は騒ぎすぎじゃないかと
感じていたが、暴力団との関係が出てきた事で大きく変わった。
また尋常ならない騒動になるとも思った。

賭博(広義からするとギャンブルも含まれるが、違いを明確にするため、
違法となる行為とする)とギャンブルは射幸心からの行為という意味では
同じだが、競馬・競艇・競輪等の公営ギャンブルはそれぞれ監督官庁があり、
それぞれの法律に則り、不正行為については自らを厳しく戒めている。
例えば、競艇の場合、競艇選手はレースの開催中は前日から競艇場に入り、
レースが終わるまで選手宿舎に全員が宿泊。その期間中は、情報漏洩防止と
公正なレース運営のために外出及び外部との連絡は一切取れないとの事。
携帯電話や酒類などの持ち込みも禁止されている。
以前から公営ギャンブルと暴力団の関わりは問題とされてきた。
ゆえに組織として、資金源となる事の無いように一線を画して来たのだと思う。

新たな事実が次々と公表されている。力士の「知らなかった」という声もあるが、
これほど日常的に暴力団と露骨に関わってきたという組織は聞いた事が無い。
だから、今回の騒動によって、過去にあった取り組みに関する八百長問題も
一気に疑わしくなってくるのである。


刑法 第2編第23章
(賭博)
第185条 賭博をした者は、五十万円以下の罰金又は科料に処する。
ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。