
昨日(20日)の事業仕分けで、全国交通安全協会が発行している
「運転教本」が問題として取り上げられた。
テレビの報道では、捨ててある「運転教本」を撮影して実態を示し、
「こんなもの要らない」という論調につなげたものが多かった。
(あんなに堂々と捨てていく事にもふと疑問に思ったが)
本当にそうなのだろうか?
私は普段クルマの運転はしないが、何時でも取り出せるところに
置いてあり、疑問があったときに取り出して読むこともある。
教本の内容も以前と比べると格別に読みやすく判りやすくなって
いる。
確かに交通事故そのものは減少傾向ではあるが、まだ日々どこかで
悲しい事故が発生している実態もある。
最近、高校生になったばかりだった娘の友人も交通事故で亡くなった
ばかりである。
もっと、「教本」を運転免許更新時の講習で活用した方が良いと思う。
ビデオを流すという方法も講習としてあると思うが、それよりも、
道交法の改正点や安全運転について、教本に則って改めて教育した方が
事故防止に活かせるのではないだろうか。
今回のこの事業仕分けで要らないものがあるとすれば、
「運転教本」を発行する事によって得られる10億円という利益の方だ。
何故、それ程の利益を上げる必要があるのか。
天下りしている理事などの年収は1,400万円~2,000万円という報道も
あった。
2008年度の1世帯当たりの平均所得は547万円という報道と比較すると
その異常さが際立つ。
「本」自体よりも、そちらの方が問題としては大きいと思う。