おそらく今年の旅納めになるであろう、
お鍋はこちらのお宿のモチーフとなっている、猪のお肉の鍋。
天城の旅へ行って参りました。
旅、と言っても今回はゆっくりするのが目的の旅。
訪れたのは、名曲「天城越え」が生まれた
白壁荘。
広大な敷地で、まるで迷路のよう。
夫は提灯をみつけてプチはしゃぎ。
「東映の時代劇で鍛えられてるから、提灯の扱いは慣れてるぜえー(スギちゃん風)」
と得意げ。
確かに手慣れてて、ちょっと尊敬(笑)
寒空の中、従業員の方がご親切に撮影してくださいました。
空を見上げたら満天の星空でした。
私が今まで見たどの星空よりも、空気が澄んでハッキリとした光を確認でき、東京近郊でもこんな綺麗な星が見えるんだ!と思いました。
お食事は大広間にて。
部屋食ものんびり出来て良いですが、私はお料理は提供されやすい場所でいただきたい派。
提供されるまでの時間て、美味しさの違いに大きく関わってきますから。
山葵。天城といえば、ですね。
このゆり根饅頭が、甘みがあり優しいお味でとっても美味でした!
山葵を溶かしても、もちろん美味しい。
天然のおろしたての山葵は、実はそんなに辛味は強くなく、むしろ甘みや風味が強いです。
普段は食べない量の山葵を簡単に消費してしまいました。
鮎は、笹のたくさん入った竹籠からサーブしてくださり、目にも楽しくいただきました。
お鍋はこちらのお宿のモチーフとなっている、猪のお肉の鍋。
勢い良く食べちゃって、写真なし。
こちらのお宿は、従業員の方がとてもアットホームで、居心地がよかったです。
人は優しくされると嬉しいものです。当たり前のことなんですが、つい日常生活では余裕がなくなり、雑になりがち。
あたたかいおもてなしを受けると、それがとても大切なことだと思いださせてもらえます。
そして、こちらのお宿の一番特筆すべき場所は、
日本一の巨石風呂です。
お宿から写真を拝借しました。
溶岩の原石をくり抜いた、重さ53トンの巨大風呂です。
その情報を知っていたのに、現物を見た瞬間に
「うぉっ!?」
と声が出てしまうくらい
でっかい
ほんとに、でかい。
男女入れ替えで入れる、もう1つの目玉の温泉
巨木風呂もかなりのスケールなんですが、
もう、この巨石風呂に関しては笑ってしまうくらいでかくて、たったひとりで入ってる時はふふふ、と笑ってしまいました。
怪しい人。
このお風呂、うまっているのではなく、置いてある感じの作りなので、グランドレベルから階段を昇って湯船に入るんです。
だから下からは完全に見上げる感じ。
このお風呂はぜひ、体験していただきたいです。
良い休日になりました。これで年末まで頑張れます。
皆さまも忙しい年の瀬、体調を崩さないようにお気をつけくださいませ。