6月新派特別公演、おかげさまで本日無事に千穐楽を迎えることが出来ました。


私にとって初めての新派公演。


いろいろなご縁で繋がっている方々に助けていただいたり、芸達者な先輩方からご指導いただいたり、一ヶ月間の毎日、一瞬一瞬が尊く楽しく過ごさせていただきました。



22年前に初めて師匠、大山克巳に付いて6年。
離れて一人で仕事をさせていただくようになって16年。
このタイミングで因果があって、師匠の代表作「国定忠治」に出演出来ることになったのは、小さな奇跡が積み重なって大きなご縁に繋げていただいたのだと思います。


新国劇の伝統が、新派の舞台に受け継がれてゆく瞬間に立ち会えたこと

新派を代表する波野久里子さんとご一緒できたこと

これからの新派を担い喜多村緑郎さんのお名前を継ぐ市川月乃助さんとして最後の同じ舞台に立てたこと


ほんとうにほんとうに嬉しく、大きなキャリアになりました。


今は終わってしまった寂しさで、少し胸が痛い。


劇場に足をお運びいただきました皆様、
一丸となって作品に関わってきた関係者の皆様
心より御礼申し上げます。


今日は余韻に浸りながら、
師匠に想いを馳せて‥。


{6D8EEDDB-E134-49ED-8387-F61CA7E49EB0}






iPhoneから送信