ひさかたぶりの旅ブログですが、今回は一人旅ではなく、夫・佐野圭亮が秋から出演する舞台の役作りのため、取材旅行に同行しています。



旅先は「放浪記」の舞台にもなっている、瀬戸内の尾道、そして因島。





私は旅のアレンジャー兼カメラマン、助手のような役割もぐもぐ

と、言っても楽しみますけれどねグッド!



まずは尾道市内で滞在。
尾道中央通りで迎えてくれた、林芙美子像。




頭のなかにあるイマジネーションを言葉にするのは難しいことだ、と痛感する今日この頃。






たったこれだけの一文で、情景や心情がブワーッと浮かんで来る。
世代を越えて人の心に響く文章を作れる林芙美子さんは、やはり凄い方だったのだと思います。


幼い頃から貧しい環境に置かれ、尾道だけでも10軒ほど引っ越しをされたそうで、現在確認出来るのは一軒のみ。その場所が資料室として公開されています。


放浪記のポスターが貼ってありましたおねがい







資料室の方が丁寧に説明してくださり、
当時のままの旧家も見学して、40分ほど滞在。

最初の段階で、これはかなり気合いを入れて取材しないと…。と思いました。夫がですけど(笑)


地元色を感じられる商店街を楽しみつつ、ロープウェーで尾道のシンボル・千光寺へ。


360度見渡せる展望台から尾道の町並みを眺めた後は、尾道ゆかりの文学者たちの作品を刻んだ25の石碑が立つ文学の小路を下りました。なんでだか真顔のわたくし。







こちらの文学の小路、名前からは想像出来ないような、意外にアドベンチャーな感じで…。びっくり
岩の間をすり抜けたりするので、道を間違えてないか不安になったりもしましたが…。




こんなドキドキも、旅の醍醐味ですね。ニヤリ