松山の楽しい旅を終え、無事に帰宅致しました。
半身浴しながら、振り返りBlog。
至福の時間です


いよいよ今回の一番の目的、道後温泉へ。
その実体は、自分が想像していた町と全然違いましたショック!

もっと古い街並みをイメージしていたのだけれど、全体的には小綺麗にまとまっている温泉街。
そこに、一際古い道後温泉本館がどーんと真ん中にある感じ。道後温泉本館だけ格別に古い、みたいな。

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宮崎駿作品「千と千尋の神隠し」のモデルのひとつと言われているのはなるほど納得。

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夜になると一層雰囲気が高まります。

館内には神の湯、霊の湯と二種類の浴場があり、私は両方入れて、館内見学も出来るプランにしました。八つある三階個室は人気があり全て埋まっていました。

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まず二階の休憩室に通され、入浴方法を説明されます。


1、霊の湯から入る。

2、ロッカーは浴場内にあるが、貴重品が気になる場合は休憩室に設置してあるコインロッカーを利用。

3、湯上り後は貸し出しの浴衣着用。帰宅時は更衣室を利用する。

4、神の湯も利用する場合は、霊の湯利用後に案内があるので従業員に声をかける。

5、自分の休憩場所には目印になるハンカチ等を置いておく。

以上を、ドリフの早口言葉ばりに猛スピードで説明される。

従業員の方々が、あの迷宮のような施設で大勢の観光客をさばくのに切磋琢磨されたシステムなのだろうが、結構無理がある…かな。ガーン

私は仕事柄集中して把握する癖と、旅を重ねて洞察力が身についているので戸惑わなかったけれど、隣にいた奥方は

「そんな一辺にまくしたてられてもわからへんわプンプン

とボヤいてらっしゃいました。
その辺りも、立て直す理由のひとつ、今がギリギリなのかも知れません。


正直、温泉施設、と言う概念を持つと古い施設なので不便。
しかしながら歴史建造物と言う視点から見ると、

「お風呂が現在に至り入れる」

として、物凄く貴重に思えます。
皇族が利用された浴場や、夏目漱石が訪れた坊ちゃんの間を見学するとお風呂に入れることが奇跡に思えた。

あの、館内の忙しなさや賑やかさも、大衆浴場独特の空気。
私が入った時は、物凄く自己主張の強いおばさまがいらして、終始大声で喋りっぱなし。少し湯婆ばに責められている千尋の気分に(笑)
でも、不思議と嫌じゃなかった。

昔からこうして庶民のコミュニケーションの場所だったのだということが伺えました。

付近には、近代的で立派な温泉宿がたくさんありました。


その中のひとつ、大和屋本館。

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実はこの大和屋さんは、以前夫の佐野圭亮が、ドラマのお仕事で二週間滞在していました。
こんな立派な宿に泊まっていたなんて、夫ながら羨ましい!

と、欲深い話はおいておいて、
個人的には道後のお宿に泊まりゆっくり汗も疲れも流してから、道後温泉本館には湯カゴを持ってお湯に浸かりに行くだけ➕見学がベストかなと思いました。

うん、今度また、ゆっくり訪れたいドキドキ