9月9日は、「重陽(ちょうよう)の節句」
菊が美しく咲く季節なので「菊の節句」とも
呼ばれるそうです。菊の花を見ながら
栗ご飯を食べたり、菊酒(菊を漬け込んだお酒。
または食用の菊の花びらをお酒に浮かべたもの)を飲んで
邪気を払い、無病息災、不老長寿を願うのだとか。
まだまだ暑い日が続きますが
季節をちょっと先取りしながら、過ごしやすい秋を
心待ちにしている“ころん”です。
さて、我が家の主人は、コロナ禍以降
在宅で仕事をしてきました。
定年後も延長して同じ仕事をしているので
かれこれ5年目。
ところが先月、会社から
「週に2、3日は会社に出勤して下さい」との
お達しがあり、久しぶりに通勤することになりました。
一瞬、「こんなに暑いのに通勤」
と思いましたが、会社は涼しいし、何より運動不足が
解消されるし、これは一石二鳥だわ
と喜んだのも束の間…
「お弁当作って~」と言われ、主人の出勤=お弁当作りの
日々が始まりました💦 本当に久しぶりのお弁当作りは
正直、少々めんどうではありましたが、毎日ではないし
在宅と違って、ランチタイムも拘束されないので
その分気楽なこともあり、ぼちぼち作っています。
(娘と違ってリクエストもありませんので💦)
ところが義母が熱中症で体調を崩してからは
ほぼ毎日、主人の実家に夕飯を届けに行っているので
この夏、私の頭の中はいつも
「お弁当のおかずと、実家のお夕飯、何作ろうかしら?」
と、食べる事ばかり考えていまして…
主人の両親は、好き嫌いはないのですが、歯が悪いので
柔らかい、消化の良いものが中心です。
でも義父は晩酌をするので、お酒のおつまみになる
美味しいものは無いかしら?とスマホを見ながら
日々頭を悩ませています。
こんな時は、所長さんから教えて頂いたことを
思い返してみるのですが、ふと
「人は人の役に立つと、自分の心も嬉しくなるもので
これを『有能性』というのですよ」
とおっしゃられたことが思い浮かびました。
たいしたものを作るわけでもないのに
「暑いのに毎日有難う。本当に助かるよ」
「今日もおいしかったよ」と喜んでくれる両親の言葉に
私も嬉しくなって、また明日も喜んでもらえる様にお夕飯を
作ろうと思えるのです。
私の心の有能性が、ちゃんと働いているのでしょうか。
義母が早く元気になるように、もう少し頑張ろうと
思っています