現代の親は、子供のしつけについてアドバイスしてくいれる
おじいちゃん、おばあちゃんと同居しているケースが
昔に比べてずっとすくなくなっています。
そのため、子育ての経験が乏しく、子供もより親の方が
あたふたすることもあると思います。
子育てに関係のある本や雑誌などを見ても、いざとなると
書いてある通りにはいかず、困ってしまうことも
あります。
昔からしつけについて、大事な事を教えてくれた人が
います。
そのひとりに森信三先生がいます。
森信三先生が言われた「しつけの三ヶ条」は
「しつけ」で一番基本的な三つのことを
言われています。
朝起きたらあいさつの出来るように
名前を呼ばれたら「ハイ」と返事の出来るように
脱いだ履物を自分できっちりそろえて上がり、
立ったら椅子を机の下におさめられるように
なぜこの三つが基本なのかについては、
あいさつすることで、前向き、積極性、人への親近性を持てるようにする
ハイと返事ができるようにすることで、対応力・交流力、呼応性を育てる
はきものをそろえられるようにすることで、自主性、自制心、自律性を育てる
というように、子供が大人になって身に付けて
おかなければならない人としての基本的な素養を
身に付けさせなさいという言葉です。
教育者であった小林謙作先生も著書のなかで
小学校に入学する前の子供のしつけで気を付ける
ポイントを7つ言われています。
ハイとはっきり返事ができるようにする。
明るく返事ができ、友達の中でも積極的に
自分を示せるようにすることで、社会性を養うことが
大事です。
誰とでも仲良く遊べるようにする。
友達と遊べない子供はいじけて
学校ぎらいになる可能性があります。
いろいろな子と遊べるようになることで、
良い人もいれば、いじわるな人もいる、
悪い人もいる社会で生きていく力を養います。
だれとでも気軽に話かけができるようにする。
人と話すことが苦手な子は、みんなから
遅れをとることが多いものです。
また、勉強にも積極性がかけてしまいます。
自分の服は自分で着られるようにする。
勉強ができる子でも、以外に
着がえができないことがあります。
トイレのしつけです。
家と学校ではトイレが違っていて
うまく自分で衣服を脱いだり
着たりできなくて、
学校へいくのが嫌になる子もいます。
自分の持ち物は自分でわかるようにする。
自分の物には名前を書いて、それだけは
分かるようにしておきましょう。
交通のルールを守れるようにする。
学校にいくまでに、ひとりで安全に
でかけられるようにします。
どちらも、当たり前のようですが、
子供のしつけのポイントとして
大事なことです。