ハムシは種類も多く、ありとあらゆる植物、野菜にたかり食い荒らすため、農家などでは嫌われ者です。

しかし大きな声では言えませんが、ただただ虫を楽しむ私には欠かすことのできない甲虫です。

地味な日本の甲虫の中では、イタドリハムシは派手な部類ではなかろうかと思っています。

 

最初に見つけたのは名前通り、イタドリの葉でした。

最近イタドリ(虎杖)は、関節痛などの痛みを取る効果があると注目されていますが、虫の世界でも中々人気のある植物です。

 

しかしイタドリが成長するまでは、イタドリハムシは色々な植物で生活しているようです。

4月初めはマメ科の草に集まっていました。

 

4月後半にはスイバの葉を食べつくしていました。

 

体長8ミリの小さな甲虫ですが、黒色と黄色の模様がよく目立っています。

ズームすると、前胸部背板や上翅の篆刻が目立ちます。

 

甲虫の篆刻は何のためにあるのでしょうか?

ゴルフボールのディンプルと同じ効果があるのかな~

それとも強度アップだろうか?

虫の世界はわからないことが多いですね~

 

最近は虫を掌にのせて遊んでいます。

葉の上で見つけた時にはすぐに逃げられることが多いのですが、掌にのせるとしばらくははい回っています。