今年は我が家のベランダは虫たちの水場、憩いの場です。

しかし鉢植えのカラタチで成長していたアゲハチョウの幼虫2匹は、イソヒヨドリに捕食されてしまいました。

来年は防御策を考えなければいけませんね。

 

 

 

ベランダの側溝で水を飲んでいたのは、コガネムシの仲間のようです。

 

 

 

何時も不思議に思うのは、水があることをどうして知るのかということです。

鳥はベランダの前を飛びながら様子を伺っていますが、虫は水を探知する能力があるのでしょうか。

 

 

 

小さなカメムシはペットボトルの外側についていた水を舐めているようです。

 

 

 

初めて見たカメムシなので早速図鑑で調べると、オオチャイロナガカメムシのようです。

濃茶の体に黄色や白色の小さな斑点が散らばっているのが決め手です。

蚊とゴキブリ以外は歓迎していますが、幸いなことに酷暑でどちらも姿を見せません。

 

 

 

日中は暑すぎるので、夜明け前の裏山散歩です。

 

中腹の草むらでは私に気づいたイノシシが、逃げようとして畑の金網に激突を繰り返していました。

私も驚きましたが、イノシシも大慌てだったのでしょうね。

あの勢いで向かって来られると大けがは免れないな~ 

 

 

 

ナラガシワの幹では、ノコギリクワガタのペアが食事中でした。

 

 

 

別の樹にも、ノコギリクワガタが張り付いていました。

この大きく湾曲した大顎、恰好イイナ~

 

しかし今年はノコギリクワガタの当たり年なのでしょうか、そのかわりカブトムシは見かけません。

 

 

 

次第に明るくなってきたベンチで一休みしていると、おやカミキリムシが足元に1匹。

枯れ枝で拾い上げしばし眺めてみました。

初めて見るカミキリムシですが大きさや色からすると、これはミヤマカミキリかな?

 

 

 

首筋(本当は前胸背板ですが)が皴しわなので、ミヤマカミキリに間違いないでしょうね。

裏山では初めての出会いですが、夜行性なので見つけることができなかっただけかな。

 

 

そういえば今年の5月には、キマダラミヤマカミキリも同じ場所で見かけました。

 

 

こちらは全身金色の毛に覆われ、中々魅力的なカミキリでした。

間もなく梅雨が明けるみたいですが、そのあと土砂降りなんて怖いですね~

 

クワガタの林では、クヌギやナラガシワがやっと樹液を大量に流し始めました。

 

 

 

昼間からレストランにやって来るのは、カナブン、スズメバチなどです。

 

 

 

クワガタムシは、中間でも活動するノコギリクワガタのペアがいました。

中歯の中型オスですが、健気にメスをカナブンから守っています。

 

 

 

別の場所には、大型(オスは水牛型ですが、サイズは50ミリ強)のノコギリペアがいました。

この後幹を蹴ってみると、オスは落下しましたが下まで落ちず、途中で翅を広げブ~ン。

以外と飛翔力があるのだな~、クワガタの飛翔を初めて見ることができました。

 

ヨツスジトラカミキリさんでした。

 

 

 

私は何度か騙され、アシナガバチだと思ったこともあります。

しかし老眼鏡をかければ間違うことはありませんが、上手く擬態していると感心しきりです。

 

 

 

裏山でお目にかかるのは、今年は初めてだと思います。

珍しいカミキリではありませんが、段々珍しいカミキリムシになりつつあります。

 

 

 

捕食者にハチと勘違いさすよう、黄色と黒色の派手な模様になったのでしょうね。

樹液を見て回っていたころ、カナブンが数匹群がっている木を見つけました。

 

 

 

カブトやクワガタはいませんが、緑色に輝くカナブンが1匹いました。

若しかしてアオカナブン? だったら嬉しいな~

 

 

 

普通のカナブンにも緑色がいますが、こいつほどはキラキラ輝いていないような気がする。

まるでコガネムシのようなキラキラだ。

 

もう少しと思ったのですが、私が気に食わなかったようで、ブイ~ン、超スピードで飛び去りました。

アオカナブンらしきカナブンは初めてですから、自信はありませんが期待は大です。

 

 

 

こちらは朝方ベランダにやって来たアオドウガネです。

ドウガネブイブイには出会えませんが、アオドウガネは何処にでもいます。

同じ緑色でも、アオカナブンんと比較し評価が正反対なのが気の毒です。

 

 

 

 

今年は梅雨の最中から猛暑が始まってしまったので、裏山の虫達は出てこなくなりました。

チョウも甲虫もたまにしか見ることができません。

 

 

 

カメムシも少ないのですが、何と! アカスジカメムシがいました。

裏山で出会うのは数年ぶりですが、何処からやって来たのか・・・・

 

 

 

ウズラカメムシは普通に出会えるカメムシですが、今年は全体的に少ないので、いたいた!

 

 

 

草むらに虫がいないので、今は樹液の出ているクヌギ、コナラなどでカブトムシ探しです。

しかし樹液のでている木は少なく、カブトもクワガタも出てきてくれません。

 

根っこの隙間にカミキリムシが1匹。

 

 

 

ナガゴマフカミキリのようです。

我が家のベランダでも昆虫ゼリーを食べていたので、本物の樹液にも集まるのでしょうね。

 

 

 

先日の雨で湿った林内には、シロオニタケがニョキニョキ、見るからに毒キノコ!

 

今日もやって来ました、ナガゴマフカミキリさん。

 

 

 

昨日コナラの根元で樹液を吸っているナガゴマフカミキリを目撃したので、今日は水+昆虫ゼリーを用意しました。

 

 

 

エサ台に乗せると、直ぐに昆虫ゼリーに食らいつきました。

そうか、お腹も空いていたのか・・・・

 

 

 

わき目もふらずゼリーを食べています。

何か野良猫に餌を与えているような不思議な気持ちです。

 

 

 

そこでふと疑問が湧いてきました。

昆虫は人に慣れるのだろうか、特別の人と認識できるのだろうか?

我が家に来ればゼリーが食べられることは本能で認識できるだろうし、人にも慣れで恐れなくなるかも分かりませんが、犬や猫のように懐くことはないでしょうね。

 

 

今朝もクワガタの飼育ケースに、ナガゴマフカミキリが来ていました。

暑さ対策で濡れタオルを飼育ケースの上においていますが、今朝はそのタオルの上にとまっていました。

 

 

 

私が近づいても逃げようとしないので、今回も記念撮影です。

 

 

 

撮影中にハタと閃きました。 もしかして吸水しているの?

口の周りを拡大して撮影しましたが、タオル生地をくわえているようです。

 

 

 

それならとプラ餌台に少し水を入れてタオルの横に置くと、何と頭から顔をいれてゴックンゴックン。

 

 

 

結局1時間あまりこのままでしたが、樹液を吸う要領で水を飲んでいるのかな~

 

 

 

去年はゴミムシの仲間がベランダの水たまりで吸水していましたが、これだけ暑いと昆虫だって水を飲まなければ耐えられないのでしょうね。

 

それにしても庭の無い我が家に甲虫が立ち寄るのは何故?

 

早朝クワガタムシの飼育箱を清掃していると、予備の餌台に黒い影。

 

 

 

枯れ木と思っているのか、餌台の縁をかじっていました。

 

 

 

ライトを照らしても逃げる気配はありません。

背中の模様からナガゴマフカミキリではないかと思います。

 

 

 

しかし不思議ですね。どこからやって来たのでしょうか。裏山にはいることはいますが・・・・

枯れ木の匂いを嗅ぎ充てる能力があるのでしょうね。

梅雨の中休みも長くなると、適度な雨が恋しい今日この頃です。

 

 

 

裏山で周りを見渡せば、気持ちのいい青空です。

そしてうんざりするほどの暑さですが、木陰は風が吹き抜けるので一息付けます。

 

 

 

広島の夏と言えばキョウチクトウ、満開になるころあの日がやって来ます。

 

 

 

裏山では道端や墓地の周りの樹木を伐採しています。

適正に管理しないと、突然倒れることもありますからね。

 

 

 

センダンの上には、青い空と白い雲、気持ちよいほどの夏空です。

木陰でも32℃を越えています。

 

 

 

暑すぎて虫はいませんが、先日の雨でキノコがニョキニョキ。

この巨大なキノコは、イグチの仲間のようです。

 

 

 

広島駅ビルは出来上がりつつあります。路面電車の橋も架かりました。

 

 

 

北半球が熱中症になりそうな暑い夏の始まり始まり。