夕方から明日にかけ大雨の予報なので、ちょこっと歩いてきます。

 

 

 

今年はベニシジミが少ない裏山ですが、幸先よく発見!

斜面に生えているヒメジョンなので、近づけない・・・・

 

 

 

 

先日と同じ場所にいたキボシカミキリ、同じ個体でしょうね。

 

 

 

 

カメラを嫌ってポトリ。

拾い上げ元の枝に返しておきましたが、その前に記念撮影。

 

 

 

 

裏山にもクワガタの季節がやって来ました。

体長20ミリ弱、今年生まれたヒラタクワガタさん、メス2匹と同居していました。

樹洞に戻し口をカモフラージュしておきましたが、来年の為に取らないでの・・・・

 

 

 

 

洞に返そうとすると、一人前に小さな大顎を広げて威嚇します。

 

 

 

 

こちらは体長58ミリの普通サイズヒラタクワガタです。

冬眠明けの個体でしょうか、全体的に艶がありません。

 

一回りして汗だくになりましたが、夕方から大雨になるのかな~と思うほどの暑さです。

久しぶりに寄ってみた龍頭峡は人の気配がなく、クマが心配でした。

龍頭峡と言えば「天上の明水」と呼ばれる天然ラドン鉱泉が有名です。

 

天上山に通じている道を1キロ往復しましたが、悲しいほど草花も昆虫もいません。

それでもやっと見つけたセセリです。

 

 

 

ナワシロイチゴに舞い降りたヒメキマダラセセリです。

裏山でもたまに見ることがありますが、深山峡谷のチョウは綺麗だな~

 

 

 

 

隣の枝に翅を開いてとまっていたので蛾かと思いましたが、よく見ればダイミョウセセリです。

 

 

 

 

ダイミョウセセリを道端で見ることができるのも山間地ならでしょうか。

 

 

 

 

間もなく山もアジサイの季節ですが、これはコアジサイかな?

 

 

 

 

この面白い形の花はウリノキかな? 初めて実物を見たのでチョッピリ嬉しくなりました。

 

 

 

 

マルバフユイチゴも咲き始めていました。 この花は沿岸部では見ることがありませんね。

 

 

 

 

裏山にもたくさん咲いているニガナですが、こちら花が大きく色鮮やかです。

 

 

 

 

これはノゲシかな? 周りに総苞片が反り返っつている蕾があるのでセイヨウタンポポ?、葉まで確認しませんでした。

 

 

 

 

湿り気の多い道端にはミズタビラコが点々と咲いていました。

花はキュウリグサとそっくりです。

 

 

 

 

 

 

 

私が紹介するのは、節足動物門>昆虫綱>有翅昆虫亜綱>カメムシ目>ミミズク科の昆虫です。

早い話がカメムシの仲間です。

 

 

 

実物は初めてですが、図鑑で日々研究しているので、オッ!ミミズクか?

結論は仲間のコミミズクでした。

 

 

 

 

なんとも奇妙な昆虫です。

 

 

 

 

本来はアラカシやクヌギにへばりついているそうですが、何故かササの葉にへばりついていました。

お陰で見つけることができたのですが・・・・

 

この虫は本家コミミズク同様、大空を飛ぶことができるのでしょうか?

ツツジコブハムシを探しに出かけたのですが、時期が外れたのか本命の影も形もありません。

その代わり、ここにも、そこにも、あそこにも、たくさんいたのがキボシツツハムシでした。

 

 

 

眼の高さしか探さないのですが、次から次に見つかります。

数年前から、ここのツツジの植え込みでは大量発生しています。

 

 

 

 

カメラを近づけるとポトリと落下するのも多いのですが、数が多いので写すのには困りません。

 

 

 

 

初めて見たときの感動は薄れてしまいましたが、毎年見たくなるハムシですね。

 

 

 

 

クヌギの葉にアオバネサルハムシが数匹いました。

以前は鈴なりという言葉が大袈裟でないほどいたのですがね~

 

 

 

 

道端のイタドリにヨツモンカメノコハムシがいました。

不法侵入者ですが、すっかり定着したようです。

 

 

 

 

春のタンポポの時期は終わったと思っていましたが、カンサイタンポポが二輪残っていました。

以前たくさん咲いていた斜面は、セイヨウタンポポに占拠されていました。

今年の裏山には、ヒメクロオトシブミのものと思われる揺籃がたくさんあります。

ただ毎年見ているヒメクロオトシブミの揺籃と比べると、大きさが半分ぐらいと非常に小さな揺籃ばかりです。

 

これまではクヌギやコナラなどのドングリ系、ノイバラやツツジなどの葉で揺籃を作っていたのですが、今年はハリエンジュの葉の揺籃ばかりです。

ハリエンジュの葉は小さく柔らかいので、揺籃作りが楽そうです。

葉が薄く小さいので、巻き上げた揺籃も小さいのかと独り合点です。

 

 

 

揺籃の小ささが気になり、3個ほど持ち帰っつて観察してみました。

幼虫になって揺籃の葉を食べて成長するのだと思うのですが、揺籃が小さいと栄養は大丈夫かな?

 

昨日揺籃を見ていると、丁度筒の真ん中付近に小さな穴が開いていました。

もしやとケース内を探すと、小さな小さな黒い虫がいます。

慌ててルーペを持ち出し眺めると、ヒメクロオトシブミの赤ちゃんでした。

それにしてもこんなに小さなヒメクロオトシブミは見たことがありません。

元々小さなオトシブミですが、赤ちゃんの体長は3ミリぐらいです。

 

 

 

 

見つけた時はまだ動かなかったのですが、次第に動けるようになってきました。

 

 

 

 

ケースの中を右往左往しはじめたので、これなら元の場所に返せると一安心です。

 

 

 

 

ためしに指にのせてみると、翅を開く準備をし始めました。

小さくても順調そうなので、直ぐに生まれ故郷に返しに行かなければ。

3年前までは、ナラガシワやクヌギの葉裏でたくさん見ることができたジュウジチビシギゾウムシです。

しかし去年は道端の樹木が伐採されたためか、かなり少なくなってしまいました。

 

 

 

そして今年は、探し回ってもやっと1匹。

 

 

 

 

頭上の葉では写真が撮れないので、エイッ!

気合一発、上手く手のひらでキャッチ。

逃げられる前に1枚。

 

 

 

 

ほらほら体を持ち上げ始めましたよ。

飛翔前の体勢いを作り始めました。

 

 

 

 

どのみち逃げられるのなら近くの葉の上に返します。

 

明るい道端でないと写真を撮ることが難しい小さなゾウムシですが、枝が道に伸びてくるとチョッキン!

 

 

 

少し前までは空き地のヨモギで、アオバネサルハムシもたくさん見ることができました。

しかしここ2~3年道端のヨモギが減少したためか、アオバネサルハムシも見ることが少なくなりました。

 

 

 

斜面や野原の手入れが行き届いているためか、裏山でもヨモギは減少しています。

 

今年やっとアオバネサルハムシ1匹見つけましたが、これから増えるのでしょうか。

このハムシは緑色、赤銅色、紺色、うす茶色以外にも、ツートンカラーもいるので、見つける楽しみがあります。

 

 

 

 

何とかピントを合わせたかったのですが、葉は風に揺れ、ハムシは動き回りで、みんなピンボケです。

 

 

 

 

このハムシは緑色だと思うのですが、光の当たり具合により青にも見えます。

小さなハムシですが、よく輝くハムシです。

どちらにしても初めてお目にかかるカミキリムシです。 従って区別がつきかねます。

 

 

 

クワの葉の下から、トラカミキリの仲間らしきものがゴソゴソでてきました。

 

 

 

 

オッ! エグリトラカミキリと思ったのですが、よく似たクロトラカミキリもいることだし、あなたはどちら?

 

 

 

 

私に気づくと素早く飛び去るつもりです。

 

 

 

 

アッ、いっちゃった、残念。

帰ってからクロとエグリの画像を見比べましたが、どちらかというとクロトラカミキリのような・・・・

 

この仲間には、シロトラやキイロトラもいるそうです。

 

やっと裏山にキボシツツハムシの団体さんがやって来ました。

 

 

 

ざっと数えても11匹。

小さなハムシですが、派手な模様なので老眼なしでも見つけることができます。

 

 

 

 

それに少々サイズアップしたのか、大きく見えます。

 

 

 

 

しかし平和は何時までも続きません。

捕食者はハナグモかと思ったのですが、お尻の黒色ラインが違うような・・・・

 

 

 

 

しかし他のキボシツツハムシは仲間の犠牲を無駄にせず、新しい生を誕生させようと頑張っています。

裏山でも公園でも最も普通種のカミキリムシですが、質の悪い害虫です。

しかし私は好きなんですよ、何といっても紺色と白斑が美しいから・・・・

 

 

 

ありふれたカミキリムシですが、そんなに多くはないようです。

裏山では、年に1~2回しか出会えませんから。

 

 

 

 

カメラを嫌って逃げ回り、最後は折れた枝先で「どうにでもしろ!」と叫んでいます。

もちろんカミキリムシの叫びは私の空耳です。

 

 

 

 

よし、それなら好きにしてやろうと引き離そうとしたのですが、放されまいと懸命にしがみ付いています。

無理をしたら脚がもげそうだったので、その頑張りに免じて解放してやりました。