北海道旅行最終日、3日目の朝。
ノーザンホースパークにやってきた。
ペルーサに会えたし、ラーメンも美味しかったし、ススキノの夜も楽しかったし、あ、いや、その、ススキノの夜はテレビとかで知ってたってだけで、まぁせっかくなら行けば良かったかな、とかまぁそんなわけで。。
で、ノーザンホースパークについては本当についでというか、日程的にも無理なく行けるということで足を運んだわけだけど、なんならここが一番興奮していたかもしれない笑
最初にお会いのがこの馬。
水たまりなんかもあってあまり見栄えの良くないところに放牧されてる一頭の馬。
あまり有名ではない競走馬、とかそんなレベルの話ではなく、ポニーやロバ?のようなそもそもサラブレッドとは品種が違う生き物と一緒に放牧されていたのが、あのウインドインハーヘア!
日本近代競馬の結晶だ!と言われたあのディープインパクトのお母さんだ。
行ってみませんか?と言ってなんとなく向かった先には、、
もちろんこの馬がここに繋養されているのを知っていたし、この馬を目当てにここにやって来たんだけど、なんというか大切にされてないとは言わないけど、まさかこんな感じで放牧されているとは思わなかった笑
もうおばあちゃんだからこういった環境がベストと考えてのことだと思うけど、スーパースターのお母様の扱われ方としてはちょっと雑な感じがして驚いた笑
ディープのお母様は触ってもいいとのことだったので北海道に来て初めて馬を触らせてもらうことができた。
ウインドインハーヘアのことを知らない皆さんに伝えておくと、ウインドインハーヘアはディープインパクトのお母様というだけでなく、キタサンブラックのお父さんでディープインパクトのお兄さんでもあるブラックタイドのお母様でもある。
だからウインドインハーヘアが居なかったらディープインパクトもキタサンブラックも存在していなかったし、サブちゃんが菊花賞、有馬記念のレース後や引退式で祭りを歌うこともなかったわけだ。
たくさん触れて、たくさん感謝をして、いつまでも元気でいてください、と伝えてきた。
さて、帰ろうか、となった時に、おおすかさんがちょっと遠くの方にいくつかの馬房がありそうな厩舎を見つけた。
ちょっとちょっと、こんなところに2004年の菊花賞や2006年のメルボルンCを勝った無尽蔵のスタミナを誇ったデルタブルースがいますよ!
ララバイさんは過去にノーザンホースパークに来たことがあったようだが、こんな奥の方に厩舎があるとは知らなかったようで、新たな発見だったようだ。
故・後藤浩輝騎手を背に東京2100mのジャパンカップダートを勝ったアロンダイト。
父エルコンドルパサーだから、そらダートも走るよな、とは思ったけど同じ年の菊花賞をエルコン産駒のソングオブウインド(メイショウサムソン、三冠なりません!の時の菊花賞)が勝ったわけだから芝もダートも走るエルコン産駒はすげぇな、ってなったわけ。
後藤浩輝にG1をプレゼントしてくれてありがとう、って気持ちにもなった。
ラストインパクト!?
嘘でしょ?
お会いできるとは思わなかった。
なんせ種牡馬になってないわけだから。
お礼を言う機会はないと思ってた。
ショウナンパンドラが勝ったジャパンカップで内からしぶとく2着に飛び込んで来てくれてありがとう!
世界のライアンムーアを背に、あの日の芝コースは朝から内側が伸びる馬場で、ムーアが1日通してずっと内側でレースをしてたのは今でも忘れない。
世界のトップジョッキーが乗ると多少力が足りない馬でも上位に持ってくるんだなぁと感心していたわけだけど、ジャパンカップくらいのレースレベルになってくると馬の力に開きが出てくるもの。
ラストインパクト自身にもそれなりの力がないと2着なんて入れない。
1番人気のラブリーデイに競り勝ち、三連単の高配当をプレゼントしてくれてありがとう!
帰りにレース名が入ったタオルを購入して、今SHOWROOMの配信でたまに頭に巻いてるよ笑
ありがとう、ラストインパクト!
これはおそらくフォゲッタブルかな。
名札が見えないからわからない笑
フォゲッタブルはエアグルーヴの子供。
父はダンスインザダーク。
ある程度活躍したけど種牡馬にはなれず乗馬として頑張ってるみたいだね。
エアグルーヴの子供に乗れるなんて、たまらないね(´∇`)(´∇`)
これはジャガーメイルかな。
勝った天皇賞・春より人気薄で3着に突っ込んできたジャパンカップの方が印象的。
馬券は取れなかったけど。
これはブライトエンブレムかな。
顔はあっち向いてるのにカメラ目線ww
可愛いなぁ(´∇`)
こんなのもあるの?笑
ノーザンホースパークの代表、吉田勝己さんの銅像。
アメリカのケンタッキーダービーを初めて日本人オーナー(関口房朗さん)が制覇した時の馬がこのフサイチペガサス。
関口さんがノーザンホースパークにこの銅像を寄付したみたい。
最高すぎるぜ、ノーザンホースパーク!
写真は撮れなかったけど、他にも何頭か繋養されている馬がいた。
ここに繋養されている馬の多くが、個人的に一番競馬にのめり込んでいた頃の競走馬だったから、とにかく胸が熱くなった!
ありがとう、ノーザンホースパーク!!