ショールームのフォロワーさんからのリクエストにお応えして過去のブログをリメイクしている。
 
こちらも7年ほど前のネタではあるが、若かりし頃のおおすかさんを感じてくれ!!笑
 

PC初心者のおおすかさんがこの度、いよいよ有線LANから無線LANに切り替えていこうという決断をした。
 
上級者になって初めて無線LANの使用を認められるという社会の風潮を感じてはいるが、批難は覚悟の上。
 
身の程はわきまえているつもりでも半端者が背伸びをしたいという虚栄心をどうかご理解頂きたい。
 
「有線LANから無線LANへの切り替え」で検索をかけて設定方法を調べてみたがやはりビギナーのおおすかさんには難易度が高すぎる。
 
こーゆーことは専門の人に聞くのがいい!という古い考えのおおすかさんは早速「Yahooカスタマーサポートセンター」に電話をした。
 
電話応対してくれたのは吉田さんという女性の方で20代前半を感じさせるその声は艶があって実にしおらしい。
 
でもどこか頼り無さの残るスキのある感じ
 
新入社員かもしれない。
 
オペレーターとして足りない部分を人間力でカバーしている感じがなんとも好印象だった。
 
そんな吉田さんが説明をしてくれる接続方法は専門用語などの難しい言葉を極力避けて平たく平たく説明してくれたのだが、指示通りに操作していっても一向に設定されない。
 
リモートサポートサービス」というものを提案してきた。
 
「リモートサポート」とは電話でのやりとりだけでは解決が難しかったパソコン操作を、遠隔操作によりインターネットに接続されたユーザーのパソコンのデスクトップをオペレーターが操作を代行して解決を図るサービスのこと。
 
プライバシー確保のため、暗号化された通信を利用し、ユーザー端末とヤフー端末を中継するサーバーを経由して遠隔操作をするため、セキュリティ上も安心して利用できるとのこと。
 
こんなサービスがあるなら最初からそうしてほしかったくらいだ!
 
早速お願いをした。
 
遠隔操作が始まりここからおおすかさんのパソコンは吉田さんの手によってページが開かれたり閉じたりしていった。
 
カーソルが自分の意に反する動きを見せるのがなんとも新鮮だった。
 
解決までそう多くの時間は必要ないだろうと思えたこのリモートサービスだが思いの外に道のりは険しかった。
 
そしてここから吉田さんは別のルートから解決を図ろうと思ったのかかなりアグレッシブに作業を進めてくれた。
 
そしてこの後、様々な事件が起こるまでにそう多くの時間は掛からなかった。
 
左下のスタートボタンを押し、カーソルが「最近使ったファイル」の上を通過した瞬間だった。
 
「おっぱい1」
「おっぱい2」
「おっぱい3」
「おっぱい4」
「おっぱい5」
 
最近閲覧して保存しておいたおっぱい画像のファイル名の一覧が公開されてしまったのだ。
 
慌てた吉田さんが急いでカーソルをピューンと移動させてくれたおかげで1秒あったかなという程度の公開時間にとどまったが、確実に「おっぱい」という文字が我々二人の目には飛び込んできたわけで、「おっぱい」という文字を確認するには1秒というのは十分過ぎる時間であった。
 
やはり悔やまれるのはここで出たかというおおすかさんの几帳面な性格。
 
おっぱいの画像にきっちりと名前を付けて保存しているという生真面目さが裏目に出たわけで「image1」みたいなことでもよかったわけだ。
 
何をバカ正直に「おっぱい1」と保存しなければいけないことがあろうか。
 
この性格、他で活かせないか。
 
30歳、実に情けない。
 
何が恥ずかしいって吉田さんに「大変申し訳ありませんでした」と謝罪させてしまったことだ。
 
吉田さんは決して悪くない。
 
ここで悪いのはファイル名の編集をしたおおすかさんだ。
 
反省をしたい。
 
しかし反省をさせてもらう時間を与えてくれなかったのが吉田さんだ。
 
これでもう怖い物はなくなったと振っ切れたのかさらにアグレッシブにいろんなファイルを開封してくれた。
 
「おっぱい」は数点しかない画像ファイルのファイル名を見られただけに留まったからよかったのものの始末が悪いのは動画ファイルの方だ。
 
何の自慢にもならないがおおすかさんはいやらしい動画を1000点は所有している。
 
さすがに1000点ともなると管理が大変になってくる。
 
そこで今度はフォルダ名の話になるわけだが、フォルダ名に関しては危機管理体制が既に出来上がっていたようで用心深く「伏字」を多用している。
 
まずは「そんなにいやらしくない」動画を「e」とした。
 
レベル1と思ってもらえたらそれでいい。
 
続いて「まぁまぁいやらしいな」と思った動画を「er」とした。
 
レベル2と思ってもらえたらそれでいい。
 
「結構いやらしいぞ」と思えた動画を「ero」とした。
 
ここで隠せていない伏字が出来上がってしまったわけだがここまで来るとバカに塗る薬はないと思ってもらえたらそれでいい。
 
続いて「これはだいぶいやらしいぞ、おい!!!!!」って動画を「ero-ero」とした。
 
最後に「ヤバイぞ!おい!!これはもう最高級にいやらしいぞ!!おい!!!!!!!」ってそれ誰に言ってんだよ!笑
 
って話なんだけど最上級にいやらしいとランクされた動画を「good-ero」とさせてもらった。
 
そしてこれらを「My Documents」や「My Music」等のフォルダの傍に置くことでざっくりと「アルファベット」みたいな雰囲気で上手く馴染ませようという算段を立てていた。
 
アグレッシブに解決を急ぐ吉田さんと隠せていない部分がありつつも伏字を活用していたおおすかさんの小手先のテクニックが相まってか、吉田さんはあろうことかレベル4の「ero-ero」フォルダを開封してくれた。
 
なんで開封してくれたのか本当に意味がわからない。
 
「ero-ero」なんて言葉はおおすかさんが独自に作り出したもので吉田さんのオペレーター人生でおよそ出会ったことのないワードに違いない。
 
そのフォルダの中に解決の糸口などあるはずもなく、そこにあるのはおおすかさん垂涎の足コキ動画、珠玉の逸品の数々しかない。
 
「JKの罵倒足コキ」
「ぽっちゃり熟女の生足コキ」
「集団美女の黒スト足コキ」
「足責め脚責め48手」
「脚責め就職活動」
「逆立ちしても寸止め脚責め」
 
吉田さんはおそらく新入社員。
 
新入社員であればおそらく「足コキ」「脚責め」等という卑猥なフレーズはまだ知らないだろうし教わってもいないと思う。
 
それでもなにかただならぬものを一瞬にして感じ取ってくれたようだ。
 
開封の瞬間と同時とも言っていいくらいのスピードでカーソルは右上のバッテンを目指して一目散に飛んでいった。
 
あまりの瞬時の出来事に足コキ動画のサムネイル画像が開かれることさえなかった。
 
「大変申し訳ありませんでした」とまた謝罪をされた。
 
謝罪をするということはこの事態を薄々は把握しているということか。
 
いやらしい女だ。
 
これだけアグレッシブに動いてくれてはいるが、ここまで吉田さんは何も成しえてはいない。
 
探しに探し回って、原因究明もできずに諦めかけたその時だった。
 
吉田さんは一つのフォルダを発見した!
 
おおすかさん自身もここに居たのかというくらいに久しぶりの再会に胸躍らせているところでもあった。
 
「footjob」
 
というフォルダだ。
 
そう、察しのいい方ならお気づきでしょう。
 
足コキの英語表記だ。
 
そして例によって察しの悪い吉田さんはなぁ~んも考えずに開封して洋モノの足コキ動画に直面して
 
「大変申し訳ありません」
 
ってお前確信犯だろ!
 
リモートサポートサービス?
 
二度と利用しないわ!