皆様、こんにちは

 

アラン・コーエン認定

ホリスティックライフコーチ

桜水現実(オースイうつつ)です

 

 

つい数日前の雨の日の朝

ベランダに出ていると

連れだって歩いていく

小学生たちの列が見えました

 

 

皆それぞれ

色とりどりの傘をさしていて

ある者はくるくると回しながら

 

まるで

通学路にぱっと花開いた

アジサイでした

 

 

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雨の日は好きなんだよね

心が落ち着くから

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私が小学生のころ

母がつぶやいたこの言葉を

とても覚えています

 

 

なぜだか

とても印象に残っていて

その言葉を聞いてから

私は雨の日がもっと好きになりました

 

 

母のその時の言葉を

今思い出しながら

感じることがあります

 

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人は皆いつも

必死で

自分の内側のバランスを

取り続けているにちがいない

 

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あの時

 

幼い私が母の言葉を聞いて

感じ取ったことは

 

母が抱えている事情

 

だったのだと思います

 

特定の何かはわからないけれど

 

それなりに

彼女なりに

 

抗っていたり

我慢していたり

うしろめたさを感じていたり

劣等感と戦っていたり

 

心のバランスをとろうと

努力していたこと

 

彼女にとって

 

雨は文字通り

慈雨だったのだと

今、感じられます

 

自分の期待した通りに

物事が進まなかったり

 

自分の期待した通りの

答えが返ってこなかったりが

 

日常茶飯事の

この世の中ですが

 

それでも

 

それぞれが

 

それぞれの

心のバランスをとるのに

一生懸命であるという真実は

 

それだけで

 

とても誠実なことだと

私は思うのです

 

 

一人一人の心のバランスは

どこか大きなおおもとに

きっと繋がっていて

 

私たちは

いろいろと間違いをしながらも

 

一見傷つけあっているように

見えるかもしれないけれど

 

実は

 

誠実に

心のバランスを

皆で取り合おうと

必死なのではないか

 

そう思えてきます

 

おおもとにある

大きな何かのバランスを

皆でとっていくために

 

内なる自分の

そこに繋がる生暖かい部分を

失わないように

 

きっと一生懸命

それなりに

ベストを尽くしているのだと

 

 

そう思えてきます

 

 

だからこそ

 

 

ピーカンに晴れ渡った日の

外側に限りなく向かっていく

心の解放感だけでなく

 

雨の音を聞きながら

自分を抱きしめるようにして

じっくりと

染み入る愛を感じるような

 

そんな日もとても大切ですね

 

雨の音の間をぬって

聞こえてくる

 

子どもたちの笑い声は

 

まるで

 

雨雲を突き抜けて

やってくる

 

太陽の光のようでした

 

 

U22