皆様、こんにちは

桜水現実(オースイうつつ)です

 

 

昨日は東京に出張で来た

一番上の兄貴と

一緒にディナーでした

 

ようやく

また活発さが戻ってきて

外食が出来るようになってきたので

 

私も二つ返事で

「うつつ、行きまーす!」

と返信したのですが

 

 

予約されたレストランをみたら

到底私のワードローブでは

太刀打ちできないところだったので

 

これを機に

これまた久しぶりに

洋服を買いに行きました

 

私があまり好きではないものの一つに

試着をしたあと

店員さんが「うわー」と

わざとらしい声をあげることなのですが

 

今回も大好きな模様というだけで

欲しくなってしまったブラウスを

試着したら

 

うわー、すてきー!と言われました

 

 

この色と形は私には

似合わないんだよなーなんて

思いながら着て

やっぱりうーむって感じだったので

 

あー、またわざとらしい、、と思いました

 

 

でもその時ふと心の中から

声がしました

 

 

「好きならいいんじゃない?」と

 

 

そうね、好きならいいかもな

 

そう思ってて店員さんを見たら

不思議と顔が輝いていて

 

とっても柔らかい感じでお似合いですよ

 

というその言葉を

信じられる気がしました

 

 

そうやって

着なれない服を着て

久しぶりのスカートと

母からもらった長い真珠のネックレスを

身に着けてディナーにいきました

 

 

高校生の頃に

四柱推命をしているおばあさんのところに

母親に連れていかれたことがあります

 

 

いろいろと

良いことを言ってくれましたが

最後にこう言われたのだけ覚えています

 

 

あんたはね

食に困ることはないから

安心しなさい

 

だけどね

食事をおごられたら

いい人だと思ってさ

すぐ信用するからそれも気をつけなさい

 

 

食事というのは

どうやら私にはめちゃめちゃ

重要なことらしいです!(笑)

 

 

ディナーは本当に美味しくて

ワインも本当に美味しくて

夜景も綺麗で

 

なんでこんなところに

兄と妹で来てるんだよ!みたいな話を

二人でしていました

相手違うだろーみたいな

 

 

そしてなぜか

たくさんたくさん思い出話をしました

 

 

あの時もさー

お前がおしっこもらしてから

 

みたいな話もされて

 

この人はいつも

余計なことを言うのよね、と

横目で思いながら

まー今日はおごってもらうんだから

言い返すのは止めとくか、と思いつつ(笑)

 

舌打ちと(笑)

舌鼓を打ち続けました

 

 

最後のとろけるようなデザートを

夢見心地で

食べている時に

 

 

兄が急に

 

でもうちは三人仲が良くて良かった

(間に兄がもう一人います)

 

お前が居るからだよ

お前がかなめだ

 

そう言いました

 

 

私は何を言われたのかわからなくて

首を傾げました

 

 

私にとっては

 

兄の方がずっと家族の中では

重要な役割です

 

 

特に両親が居なくなってからは

親代わりをしてくれています

 

 

本当にわからなくて

何も言わずに

そのままディナーを終えました

 

 

 

気が付いたのは

家に帰ってからでした

 

あーこれは

兄なりの不器用な

私へのねぎらい、感謝を

表してくれたディナーだったんだな、、、と

 

そうしたら

 

急に幸せな気持ちがこみあげてきて

お腹を満たしたディナーよりも

 

もっと熱く優しい何かで

胸が満たされていくのを感じました

 

 

関わっている全ての人は

皆かなめなのです

 

 

小さな頃は本当に

兄にはいじめられてばかりでした

 

 

ぐずぐずしていたので

「のろい!」「ぐず!」

 

太っていたので

「ぶー」などとよく言われました(笑)

(ひどいでしょ?)

 

今は笑い話になって

本当にひどかったよね、と言えますが

 

 

当時は

劣等感のかたまりになりましたし

私は愛されていないと

思っていました

 

あの頃は兄は

世界で一番怖い人でした

 

 

人生は本当にわからないと思います

 

この人と兄と妹に生まれた意味は

魂に聞かなくては

本当にわからないのだと思います

 

そして

 

一つの洋服を

好きなのに諦めるのが

ちょっと早すぎるのと同じ位に

 

人間関係も

はやばやと

結論をだすものではないんだと

思います

 

 

昔ある友人から

かなり時間が経ってから

「ありがとう」と

手紙をもらったことがあります

 

そして

 

私も似たようなことをした

覚えもあります

 

 

きっと魂の約束とは

一度人生で交わったら

ずっと続いていくものなのでしょう

 

 

それぞれの人生は

それぞれで動いていて

 

それぞれが

懸命に成長を続けているだけで

 

そこに起こった出来事で

たとえ離れていったとしても

 

その時のその人への

役割を終えただけで

 

関係性はそれでも

形を変えて続いていくのかもしれません

 

 

あの人どうしているかなーと

良くも悪くも思いをはせる時

 

やはりあの人とは

ずっと繋がり続けているのでしょう

 

 

私自身

家族がこんなに自分にとって

重要になるなんて

思ってもいませんでした

 

 

お互いがお互いの人生で

前に進もうとすることで

 

関係性は自然に育っていくものだと

実感させてもらっています

 

 

それがこの私が選んで生まれてきた

逃れられない(笑)

家族からの学びだと

今は思っています

 

 

自分の好きな服を着てでかけた

美味しいディナーは

とても楽しかったです

 

似合っていようがいまいが

 

別に自分の姿は自分では

どうせ見えないんだなと発見して

 

めちゃめちゃ気楽になりました

自分からは

自分の好きな洋服の模様しか

見えません(笑)

 

こうやって

 

自分の心地よさは

広がっていくものなんだな、と

 

 

誰がどう見るかではなくて

自分がどうしたいかで

広がっていくんだなと学びました

 

 

そして

 

美味しいディナーとワインを

おごってくれた兄を

 

もしかしたらいい人かもしれない

 

私はまんまと

思い始めています(笑)

 

ある意味

ここでも

心地よさは広がっています(笑)

 

 

U22