皆様、おはようございます

 

アラン・コーエン認定

ホリスティックライフコーチ

桜水現実(オースイうつつ)です

 

一昨日の夜中に目覚めたら

目の前に大きなまんまるの月が見えて

こちらを覗き込んでいるようでした

 

窓を開けると冷たい空気が入って来て

それから私は静まり返った外を

じっと見ていました

 

オレンジ色の街灯がついていて

誰もいない道路で信号が赤から青へ

変わるのが見えました

 

月を見上げてそれから道路を見て

 

もう本当に気の遠くなるくらい昔から

こうして月は地球を見てきたのだろうと

思いました

 

緑一色だった世界が

どんどんアスファルトに変っていく様を

じっとじっと無言で見てきたのでしょう

 

私達は一体何をやっているのだろうと

 

その思いが私の胸の中に

溢れてきました

 

自分たちで作り出したものに

自分たちが苦しめられていて

そして自分たちがそれを封じ込めようとして

またどんどん自分たちを

さらに封じ込めている、と

 

私達が作り上げた世界なのに

どうして外出を控えたり

友達にさえ会いに行くことを

躊躇ったりするような事が

起こっているのだろうか、と

 

とてもとても悲しくなりました

 

今目の前で起こっている

世界の出来事は

私達の人生の縮図でもあると思います

 

嘘を重ねて人生を塗り重ねると

結局は自分を封じ込めていくことになる

 

必死で頑張って

作り上げてきた今の状況なのに

その息苦しさを自分で感じてしまう

 

一体どこが間違っていたんだろう

どこから私は嘘をつき始めたのだろう

 

そんな風に自分への問いかけを

しないではいられなくなる時期が

 

人生にはきっと

皆少なくとも一回はあると思います

 

ここで大きく舵を切って

自分の気持ちに正直な方向へと

一歩踏み出す勇気が必要なのだと感じる

 

そんなタイミングが

きっと人生の中で数回あるでしょう

 

私達はそんな風にして

軌道修正を重ねていくのだと思います

 

どうして人は最初から気付けないのか

 

自分の人生を考えるたびに

そう思います

 

わかっていたことなのに

どうして気が付けなかったのだろうか

 

ですが

 

わかっていなかったからこそ

わかったことがとても大きい

 

とも思います

 

人はちょうど良くスムーズにいく時より

ぎくしゃくとして進んでいるほうが

 

学びが大きいのだと思います

 

そして

その学びがどうして大切かと言うと

スムーズに進んだ時よりも

最初から分かっていた時よりも

 

他者に上手にそれを伝えられる

 

それがあるような気がします

 

 

例えば最近気が付いたことですが

 

私には失敗談を話さない教師を

あまり信用しない傾向があるようです

 

こうしてうまく行ったんだ

と得意げに話す教師には

「すごいなー」と言う印象が残り

 

失敗のエピソードを話してくれる

教師のほうには

同じ結果の話をしていても

学びが強く印象に残ります

 

きっと自分も同じ目線になって

同じ経験を体感しているのでしょう

 

今この時期に

世界は何か気付きを促していると

私は感じます

 

この「世界」と言うのは

人類規模と言う見方も

もちろんあるのですが

 

あくまで私の中の「世界」のことです

 

私は一人一人の「世界」こそが

全体の「世界」を創造すると信じているので

 

自分の世界からまずは

気付きを得ていきたいと思います

 

余計な荷物を持っていないか

大切なものをないがしろにしていないか

 

喜びに正直でいるか

辛いことを辛いと認める勇気があるか

 

自分をちゃんと愛せているか

他者へ誠実でいるか

 

本当に好きなものに囲まれているか

嫌いなものをうしろめたさから

受入れてはいないか

 

まあるく光って覗き込んでくる

お月様を見ながら

 

あなたの前だったら

私は正直になれそうです

 

私はそうつぶやきました

 

 

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