皆様、おはようございます

 

アラン・コーエン認定

ホリスティック・ライフコーチ

桜水現実(オースイうつつ)です

 

21日から福岡に帰省しています

 

今年は母が亡くなったので

家族で集まる行事をどうするかと言う

話し合いになりましたが

やはり続けて行うことに決まりました

 

そして母が作っていた正月料理を

義姉と私で作ることになっています

 

こちらではお正月に

寒ブリの煮つけを食べるのですが

煮つけは私の係でした

 

昨日は二番目の兄がちょうど来ていたので

お昼に予行練習がてら

煮つけをだしてみようと

ぶりのカマを買ってきて料理開始

 

煮つけは簡単なので

はいこれこれこれね、、、なんてやりながら

途中で「あ」と気が付きました

 

最後の味見はいつも母がしていたのです

 

母の作るお雑煮は私が最後の味見

 

私が作るものは母の味見

 

そこでお互い「オッケー」とか

「ぴしゃり」とか言い合って安心して

味付けを終えていました

 

私はあわてました

自分の為に作る料理ならいいのですが

誰かに出す料理の味付けは不安です

 

何度も何度もやり続けているうち

もう何が何だかわからなくなりました

 

人生において何かを決断する時も

同じような感覚です

 

誰かに「これでいいよ」と

決めてもらった方が

よっぽど楽だと思うのも無理はありません

 

何度も何度も考えている内

何が正しい答えなのか

もうわからなくなってしまうのです

 

こうしてこちらに帰ってきて

小さくても「組織」と言うところに居ると

 

多くの人がこまごまとした日常のことを

誰かに認めてもらった上で

決定を下しているのだなと改めて感じます

 

今夜は

こちらのスタッフとの忘年会なのですが

その席順を決めるのにも

承認を求めて係がうろうろしています(笑)

 

最後の一押し

 

それが欲しいのです

 

コーチングをしていても

クライアントさんが答えに辿り着いた時

 

それが〇〇さんの答えなんですね

 

そう言ってあげることで

顔がぱっと明るくなる方はとても多いです

 

そうか自分で答えを出せたんだ

と言う充実感がまずやってきます

 

長いトンネルから急に外に出て

明るい光を目にしたときのように

さっぱりとした感覚がやってきます

 

その後

 

ありがとうございます

 

そう言って頂く事があります

 

私はもちろんなのですが

何故かその方のエネルギーもまた上がります

 

答えは自分の内側にありますが

その答えを誰にも頼らず見つけようとする

必要もないのかもしれません

 

その答えが真に自分の答えであるのなら

自分の答えを自分で見つけたいと

思う気持ちがあるのであれば

 

誰かと共に心の中を歩いてもらって

そこで見つける手伝いをしてもらう

 

それがコーチングなのだと思います

 

自分では気が付かない

石の下や樹木の影に

答えが隠れているのかもしれません

 

ノーマークのところは

自分ではわかりません

 

意外な隠し味を

教えてもらえるかもしれません

 

宝探しのような感じですね

 

人は一人では生きられない

 

それは本当だと思います

 

助けたいと言う気持ちと

助けが欲しいと言う気持ち

助け合いたいと思う気持ち

 

それが人間関係の美しさだと思います

 

だからこそその美しさの体験の為に

大きな一つのものが

無数に分解されて

生まれてきた命だと思います

 

 

こんな感じかな

 

心の中の母に尋ねて味見を終えて

兄に出したところ

 

とても喜んで

あっと言う間に平らげてくれて

 

美味しかった

ごちそうさま

 

と言ってくれました

 

この言葉もまた私のエネルギーを上げてくれます

 

何故ならこれも承認だからです

 

何かを決めて承認をもらい

それを行動して承認をもらう

 

なんて多くの承認を

私ったら必要としているんだろう

 

などと自分で思いつつ

 

承認の事実そのものよりも

その承認される体験を通じての

その人との交流こそが

 

また忘れられない

感謝やエネルギーを上げてくれるのだと

 

つくづく思ったのでした

 

ちなみに

 

ぶりカマは少し私もお醤油加減を

覚えておきたかったので

少し残しておいてと言っておいたのですが

 

あ、ごめん

全部ついつい食べてしまった

 

と、てへへと笑われました

 

ま、いっか・・・です(笑)

 

こんな感じの年末を送っています

 

 

U22




メリークリスマス♪