皆様、おはようございます。

アラン・コーエン認定ホリスティックライフコーチ

桜水現実(オースイうつつ)です。

 

アラン・コーエンUS事務局から6月号のメルマガが届いています。

またまた素敵なエッセイがありましたので、翻訳させて頂きました。

アランさんの温かい語り口調が伝わると良いなと思っています。

 

 

 

 

HOW TO GET OUT OF DEBT

負債から脱するには?

 

 

先月行われたモアハウスカレッジの卒業式で、開式の辞を述べた(億万長者と言われている)ロバート・F・スミス氏の言葉はその場に大きな驚きを与えました。

彼はすべての卒業生の学生ローンを肩代わりすることを宣言したのです。

約4000万ドルのギフトということになります。

その場に居た400人近い生徒たちの興奮が想像できますね。

彼らの中には卒業前に10万ドル近い負債を抱えて働く者も居たのですから。

 

スミス氏のこの気前の良さは、「負債と言うものは、私たちの残りの人生に重くのしかかっていくんだと言う思い込みを超越し、そこから脱することが出来るんだ」と気付かせる、稀ですが強力な例です。

 

ファイナンスについて教えてくれるクラスの多くは、自分自身の財政をいかに操作して負債を軽くする、あるいは排除していくかについて教えてくれています。

しかし、ここで私はマインドを使って、負債の囚われから脱していく方法にフォーカスしてみたいと思います。

 

では私たちが負債に囚われ続ける、精神的な、あるいは心理的な理由について見てみましょう。そして、どのようにしてそこから脱していくかを学んでいきましょう。

 

外側の世界で起こっている全ての状況は、私たちの内なる世界で起こっている何かを反映していたり、表現していたりしています。

莫大な負債の抱え込みは、私たちが深いところで何らかの負い目を持っていることへのサインです。

 

あるレベルにおいて、私たちは自分が行ったことに対してのカルマの法則を信じているようなところがありますが、では、お世話になっている人や団体(機関)などに対してこれをどうあてはめられるでしょう。

 

人や金融機関に対する負い目は私たちを、それらより下の弱い立場に置くでしょう。

債権者に頑張って払い続けないと、車や家、お金、その他の財産は持って行かれてしまいます。

自分以外の誰かが自分に対してパワーを持ち、大切にしているものを奪っていくかもしれないという気持ちはひどいものです。

 

しかし、真実はこうです。

誰もあなたに対してパワーは持っていません。

 

あなたが自分が誰かを知り、また価値ある存在であることを知れば、あなたの大切にしているものを誰も奪うことなど出来ません。

実は、負債を抱えている気持ちを持った時ほど、私たちそれぞれが自分の人生にパワーを持ち、何か外側の権威に対して負い目を感じることなく、良いものを持ってよいという「生まれながらの資格」を知るための黄金の機会なのです。

 

豊かな高次の力のイメージの中で創造された絶対的なスピリチュアルな存在として、あなたはいつ何時も完全に負い目から自由なのです。

 

全ての負い目の感覚は、恐れと制限に満ちたマインドから生まれたものです。

ですから、負債を消し去るための最初のステップは、自信をもってこう宣言することでしょう。

「神は何も負わない。そして私もそうである」

 

あなたにとって、負債の感覚が不自然な状態であり、支払能力があることが自然な状態であることに気が付くことが、あなたの意識を高める第一歩になり、財政的な返済への道の始まりになることでしょう。

 

負債の悪循環から脱するもう一つの方法は、債権者に対して感謝と祝福を送ることです。

彼らはあなたが価値をおくものを手に入れるために助けてくれたのです。あなたへの彼らの投資のおかげで、あなたは車や家、ビジネス、そして楽しい休暇を持つことも出来ました。

彼らはあなたをまず信頼し、あなたが彼らのお金を代わりに使うに相応しいとしてくれたのです。

ですから、住宅ローン会社に小切手を切る時は、罵ったり、不満を言うよりも、感謝しましょう。彼らがあなたに向けてくれた信頼の結果として住むことが出来たあなたの素敵な家に。

 

また繁栄のゲーム(エイブラハム・ヒックス氏が勧める)をすることも出来ます。

まっさらの小切手を取り出して、想像上の1000ドルの預金をすることを思い浮かべます。そして、今度はあなたに喜びをもたらすような活動のための小切手を切るんだと想像しましょう。週末旅行に行ったり、セミナーに参加したり、ずっと夢見ていた芸術的な何かを買ったり、、、それを想像するのです。

二日目は、2000ドルの想像預金。そしてもっとあなたが本当に楽しめるものへの小切手を切りましょう。

三日目は、4000ドルの預金。楽しめるアクティビティへの参加費をもっと上げます。

 

一か月間毎日預金を二倍にしていきましょう。

そしてより莫大な額を使えるようにし続けるのです。

あなたを愛する人を助けることが出来るでしょうし、寄付も出来るでしょうし、お金を使うことを楽しい冒険へと転換していくことが出来ます。

その月の終わりまでには、あなたは自分のマインドを欠乏感や精神的な負い目の感覚から気前の良い、あふれ出る寛大さへとシフトさせているはずです。

 

また、負債を単なる数のゲームだと捉えることも出来ます。

紙の上では多くの人や会社は負債を抱えているにも関わらず、彼らは繁栄しています。

ある航空会社は飛行機を買うために何百万ドルの負債を抱えていますが、同時にたくさんのお金も稼いでいます。

また負債を抱えていても、あまりそのことを考えない人たちもいますね。

彼らはただただ自分の人生を楽しく生き、家族や友人や自然を愛するように、自分が持っている良いものを全て楽しみます。

出来る限りの請求書を支払いますが、自分たちのことを「何か問題を抱えている債務者」とは思ってはいないでしょう。

単にお金を借りているからと言う理由だけで、自分を債務者なのだと思い込まなくてもよいのです。あなたはスピリチュアル的には常に自由なのですから。

 

ソローはこう言っています。

「邪悪さの枝葉には何千という試みがなされるが、その根っこに到達出来るのはほんの一握りだ」

 

負債から脱するために、財政的な全てのあらゆる手段を試すことも出来ます。

しかし、あなたが自分が誰であるか、また何を受け取る資格があるかのイメージをシフトする時こそ、その真の変化が起こるでしょう。

あなたは自由なスピリチュアルな存在であり、人生が差し出してくる全ての最高のものを受け取る資格があります。

 

大切なことは、最も高次の場所では、あなたの口座はすでに帳尻があっているということなのです。

 

 

アラン・コーエンメルマガ「EASELETTER(くつろぎレター)」6月号より

 

☆☆☆

 

 

★アラン・コーエン日本事務局からのお知らせ★

 

ホームページが新しくなりました!

スピリットファースト/アラン・コーエン日本事務局

 

ホリスティックライフコーチ養成プログラムの受付をスタートしました!

詳細はこちらをご覧ください

 

2019年6月29日(土)10時から

アラン・コーエン無料セミナー

「ライフコーチを通じてどのように自身を高め、

他者の助けとなることが出来るか」(通訳付)

*当日ご出席できなくても録画をお送りできます

ご参加をご希望の方はこちらのページの下方のフォーム

あるいは下記フォームをお使いください

お申込みフォーム