皆様、こんにちは。
桜水現実(オースイうつつ)です。

7月7日のオラクルは、更新しております→こちら

どんな風にして、心の声を聞きますか?

よくそう言う質問を受けます。

たぶん多くの方が「瞑想」か、
それに似た形を答えるのではないかと思います。

目を閉じて、じっくりと自分の内面に意識を集中する。

もちろん、そんな事もありますが、

私の場合、やってる内に寝てしまうことも少なくはありません(笑)、

いつ自分の声を聞いているのかしら?

自分でちょっと考えてみたところ、

料理をしている時や
お皿を洗っている時、、、

それが多いかもしれない、、、

そう思いました。


今年の4月にアラン・コーエンさんとの
「箱根のリトリート」に、

裏千家の茶道の先生に来て頂いて、
室内でお点前を見せて頂いた時のことです。

アランさんの奥様が、
その様子を見ながら、

まるで瞑想(meditation)をなさっているようですね。

そんな風に言っていらっしゃいました。

それを聞いた茶道の先生が、

「やっぱり国籍やお茶の経験を問わず、
わかられる方は、わかられて、
本質をきちんと見抜かれますね」

そうおっしゃいました。


茶道と私のなんちゃって料理を一緒にされてはたまらないと思われると思うのですが(笑)

確かにそれに少し近いものがあるような気がします。

材料を切りながら、
あるいは、炒めながら、
調味料をいれながら、

その1シーン1シーンが、
全部記憶に残っているかと言われれば、
少しも記憶になく、

だからといって、
料理に集中していなかったか、

そう問われれば、
きちんと集中していた思いが残っています。

これは、お散歩の時にも言えるのですが、
目的なく、ただ歩いている時は、

歩くことに集中していて、

どこか自分の感情を突き抜けた場所に行っている気がします。

たぶん、皆さんも同じように
感じていらっしゃると思います。

そうして、、、
出来上がったお料理だったり
簡単なおつまみだったり

それらを食卓に並べて、
ワインなんぞを一杯置いてみると、



ふと考えをまとめる準備が出来ていることに気が付いたりします。

昔は、音楽をずっと流しているような生活でした。

ゆったりとした音楽が多かったのですが、
最近は、何故かわからないのですが、
まったくと言ってよいほど、
なくなりました。

もちろん、今も音楽は大大好きですし、
コンサートにも行きますし、
お部屋でも時々は楽しみますが、

特に一人でいるこんな時は、
耳障りに感じることの方が多くなりました。

ただ、窓を開けて、自然の音だけを聞いて、
風に吹かれながら、

ゆっくりゆっくりゆーっくりとした

自分会議です。

この時も、じゃ、食べることに飲むことに集中してないのか?

と聞かれれば、そうではなくて、

結構じっくりと時間をかけて
食しています。

私の場合だけかもしれませんが、

心の声を聞く時に大切なのは、
リラックスしていることではないかと思います。

聞かなくては!?

などと血走った目で(笑)
必死で心の中を覗こうとしても、

何も出て来ません。

それよりは、リラックスして
何かを穏やかに楽しんでいる時に、

心の中から、自動的に
上がってくる声があります。

ごくごく自然に
風が窓から入ってくるようにして、

心からふと上がってくる声があります。

それが、割と
内側の探している答えに
なんらかのリンクを
繋げてくれることが多いように思います。

でも、そればっかりではなく、

また、目を閉じて
じっと胸に手を当てて
感じてみる時もあります。

自分のやり方で良いのだと思います。

自分にアクセスすることは、
自分に心を開いてもらうことですし、

自分を問いただすのではなく、
寄り添って、聞いてあげることですから。


ま、時折、そうは言っても、、、

自分会議と言いながら、
楽しくなり過ぎてしまい、

ワインが飲みたかったのか
自分と話がしたかったのか、

わからなくなることも
少なくはありません(笑)


うつつ