こんにちは。
まずは、お席についたら、お品書き☆
「松茸野菜和え 春葱、花びら茸、すだち酢あん」
「松茸ずわい蟹盛り 美味出し汁」
「松茸の小鍋 野菜いろいろ」
「松茸 真名鰹挟み焼き」
「黒毛和牛 つくし肉 松茸あん」
「松茸の釜炊き 赤だし 香の物」
実はこの松茸ご飯。
「水菓子 甘味」
桜水現実(オースイうつつ)です。
少し前になりますが、ワイン仲間と共に今秋お初の松茸を戴きにいってきました。
場所は、銀座の大野☆
和食とフランスワインを併せた先駆けではないかと思います。
サラリーマン時代は、接待で時々お世話になりましたが、最近はまったくごぶさたでした。
今回は、松茸づくし。
その日は夜が少々肌寒くなってきたころで、テンションも上がります。
こう言う感じは、和食ならでは…。
この「花びら茸」と言う響きと形状に、一気に優しい気持ちになります。
お料理って、やっぱり感覚でも食すものですね。
こちらは、松茸と蟹を酢で作られタレと、黄身で作られたタレで戴くのですが、、、
このタレによって、本当に風味が変わります。
そして、シャンパーニュがめちゃめちゃ合うんです。
「築地からのお造り」
お造りは、間違いない！（笑）
こちらは、蓋を開けると、松茸の香りがふあんっとして、すぐさま幸せな気持ちになりました。
この辺りから、白のリースリングに行きました。
キリッとした酸味とミネラル感が、お刺身の新鮮さにマッチ。
この辺からいい感じに酔っ払って、、、（笑）
やはり、ザ 和食の美しさに感じ入ります。
鰹に脂が割と乗っていて、満腹感がありました。
ここら辺りから、赤を抜栓。
またお肉が柔らかいんです。
ちらっと見えている松茸の入ったタレにつけて、、、。
お肉は普段はおろしポン酢とか、塩胡椒派なのですが、
このタレはとろんとして、美味しかったな。
ほんのりとした甘さが、逆に赤ワインにマッチ。
旬のものをいただくと、「生きてる」実感があります。
これから、かぼちゃ、さつまいも、くり、ぎんなん、、、
生きてる実感づくしの季節ですね。
☆
その日は貸切状態でしたので、
ここら辺りから、いい感じで、
古い歌とかを口ずさんだりしていました。
それぞれの高校時代の話で盛り上がったり、、、
世代の友ですね…。
ソムリエさんまで、話に入っていて、
思わぬ地方ネタで盛り上がり…
そうこうしていたら、もう最後の締めご飯。
私ね、やっぱりこう言う感じ、落ち着きます。
なんか、時代劇に入っていったようなこう言う倹しさ。
(松茸ご飯なので、まったく倹しくないんですがね)
なーんか、香の物をぽりぽりする時に、
自分の原点だなぁって、懐かしささえ感じます。
実はこの松茸ご飯。
こんな感じで来たものを取り分けていただき、
残った分は、おにぎりにして、全員に…。
お心遣いがありがたい。
またそのお土産ご飯も、笹の葉に包まれているんです。
香りが移って、本当にそれだけで健康的な気持ちになれます。
「水菓子 甘味」
高貴なプリンと言われているこのお店のグループの定番のデザート。
安定した美味しさで、にっこりでした☆
☆
このお店、実は思い出のお店。
ワイン仲間との始まりのそもそもがここからのスタートでした。
もう7年ぐらいは前かもしれない…。
だから、いろんなことを考えました。
あの時に、ここで食事をしなかったら、今日のお食事会はないんだなぁ、、、と。
過去は本当に確かに今を支えています。
そして、今の私を広げてくれています。
例えば、この人間関係とか、この経験、とか。
例えば、たとえ、万が一それが目をそらしたいような過去であったとしても、
必要だから、そこに在るのだと思うのです。
まっすぐに今を支える作用にしても、
反作用にしても、、、
過去は私たちの「今」を作り上げる選択に役にたってくれているんだなぁ、、、と。
これが過去からの挨拶なのかもなぁ、などと、、、
自分のその日あたりのオラクルを珍しく思い出したりしていました。
酔っ払うと、すぐに起こる感動癖のまま、
あー、幸せだ！と思い、手を振り仲間と別れたら、
まったく逆方向に歩いていました（笑）
やれやれ。
うつつ