皆様、こんにちは。
17. ゴーストランド
桜水現実(オースイうつつ)です。
MAPカードと言うカードを使って、毎日のオラクルを書かせて頂いています。
日頃のセッションでも、一部使わせて頂いているこのカード。
とても絵柄が素敵です。
その解釈をまた勝手に書き始めました。
解釈は、読み手(リーダー)次第ですから、最初はとても迷いましたが、ただの一例として、ご参考までに…。
解説書と内容が合わないことは多々あると思います。
この記事の趣旨は、「カードは自由に読んでよい」と言うことだとご理解頂ければ嬉しいです。
さて、今回はこのカード。
やっぱり出てくると、クライアントさんがちょっと嫌な顔をされます。
さみしそうだからかしら？
17. ゴーストランド
色彩のない街、と言う感じを受けます。
色彩のない風景とは、現実感のない幻想の風景だと思うのです。
過剰に疲れている時や、被害妄想に囚われている時、
それから、夢を見るのはいいけれど、それが完全に逃避になっている時、
過去ばかりを懐かしんでいる時、、、
他にもいろいろありますが、そんな感じの少し心が浮遊している時に出るカードのようです。
このカードが与えてくれるレッスンは、
今と言う時間に生きなさい。
今の感情に生きなさい。
そんな感じだと思います。
ちょっと前に流行りましたが、「今でしょ？」って感じ（笑）
そして、「今」を逃げるということは、、、
「今」に対して痛みを抱えている場合が多いので、まずはその「痛み」にじっくりとクライアントさんと共に向かい合うことが大切かもしれません。
ゴーストランドのカードが出ると、私は少し悲しくなります。
「今を生きていない」と言うことは、その方がどれほど「今」が辛いのかを表していると思うからです。
灰色になってしまった世界が、色を取り戻すために必要なものは一体なんでしょうか。
それは、やっぱり喜びだと思います。
そして、極めて単純ですが、「笑い」だと思います。
笑顔と喜び。
これが世界に入り込んだ途端に、街が虹色になると感じます。
実際毎日が面白くない人でも、「何をしてるときがシンプルに楽しいですか？」と尋ねると、
「食べてるとき」とか「寝てるとき」とか、シンプルな答えが返ってきます。
そうすると、そこからシンプルな喜びが見つけられると思います。
世の中、そうそう宝くじなんて当たらないけど（笑）、一つ一つを丁寧に見つめると、「それなりの喜ばしさ」がちゃんとあるんです（笑）
おにぎりが美味しかったとか（笑）
なので、このカードが出ると、「笑顔」を思い出させてあげて欲しいと思います。
笑顔と喜びがこのカードへの絵の具であるような気がしています。
たとえ、ささやかでも、淡い絵の具になっていくと感じています。
あ、そうそう、こんなことがありました。
このカードを見て、あるお子さんが目を輝かせておっしゃいました。
「あ！アナ雪やん！」
氷の世界からの連想みたいでした（笑） そして、次に、、
「ありのままやん！」
お母さんは笑っていらっしゃいましたが、私はこのカードの真髄を言ってくれたんだなぁと思いました。
だって、ありのままでいることって、喜びですもんねー☆
アナ雪カードと呼びましょうか（笑）
うつつ
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