むか~し、むかし、合コンと言うもので、
一人暮らしはさみしくないの?と聞かれ
いいえ、ちっとも、だって妖精と住んでるから、と答えたら・・・
ドン引きヽ((◎д◎ ))ゝされました!(爆笑)
ようこそ、うつつワールドへ。
だって、本当だから仕方ない!
桜水現実ですヘ(゚∀゚*)ノ
えー。妖精シリーズ。第三弾。
今日は、三人目の妖精、ガメイについてのご紹介。
彼女は大地の妖精ですが、その名の通り、「ワイン」の妖精でもあります。
Gamay 「ガメイ」とは、赤ワインのブドウ品種で、
みなさんがよく知るボージョレーに使われる品種です。
赤紫色のみずみずしい色をしたこの品種は、
地方や作り手によってもちろん少し違いますが、
キャンディのようなほろ甘い香りがして、
味は、ベリー系の果実味が豊かです。
彼女は2年半前ぐらいに、うつつワールドに加わりました。
それまではタロ (森の妖精)と、フローラ (花の妖精)の二人だけで
もう長くやってきましたが、急に彼女が加わったのです。
彼女が加わったころから、なぜか私はいろいろワイン会とか、
食事会とか、企画するようになりました。
不思議なことにそれまでは一人で居るか少人数で飲むことが好きだったのに、
彼女が加わってから、ずいぶんと社交的になりました☆
どちらがどう影響したのでしょうかね?
彼女は、はっきり言って、少しわがままな女王様系です。
マリリンモンローみたいに
口もとにほくろがあって、少し色っぽく、
ショッキングピンクのショールを巻いています。
彼女は社交的なのですが、どちらかと言うと、あまりおしゃべりではありません。
黙っているけど、存在感のあるそんな姉御気質。
タロを弟分だと勝手に思っているので、
いつもからかって怒らせていますが、
それでも彼が落ち込んでいるときは
姉御よろしく、何か無表情のまま、話しかけています。
ワインの妖精なのに、
ワインのうんちくを聞くと、「美味しけりゃいいのよ!」と言います。
彼女にとって大切なのは、土から出来たブドウが息づいているかどうかなのです。
ワインを飲み始めると結構よくしゃべりますが、
それでも、そんなに騒ぐほうではありません。
そのせいか、私の彼女のイメージは常に横顔で、
ちょっと低めで、そばかすのある顔で、
長い睫をゆっくりと閉じたり開けたりしながら、
脚を組んで遠くを見ています。
マイペースなのに、無視されることは我慢ならない。
あまりしゃべらないのに、常に目立つところに居たい。
なのに、タロやフローラの状態をいつも気にしている。
後から来たのに、なんとなく迫力のある彼女。
時々一緒に飲むときは
悩みごとをその横顔のまま、聞いてくれます。
いつまでも、いつまでも。
一定の距離を保ちながら・・・・。
そんな不思議な社交性を持つ彼女。
11月の彼女の季節の時が、一番嬉しそうに輝きます。
桜