こんばんは。
今日は良い天気なのを良いことに
たくさん飲んで食べました。

ようこそ、うつつワールドへ。
お天気関係なく食欲旺盛 桜水現実です!

今日は久しぶりワインの話題。

ヴィオニエと言う品種がありまして
白ワインなのですが
あまり好きになれず
なぜなら、香りが華やか過ぎて
ちょっと情報量が多すぎるのです。
ワインを語る言葉にネガティヴな単語を使うのは
NGなんですが、敢えて言わせて頂くとですね。
要するに
んとね、
チャラチャラした香りなんです。

しかし、この私の浅はかな思い込みを
思いっきり覆す
ヴィオニエがこちらです!

photo:01



コンドリュー レ グラン バロン
フランソワ ヴィラール 2011

もうね…。
ヴィオニエなのに…
こんなに控えめでいいの?ってぐらい
おさえぎみの香り。
それでもしっかり香るんです。

最初は白桃とか、
白い花のもつ南国の香り。
それから徐々に
時間とともに変わり始めます。

味は、柑橘系の白い皮の部分の
なんともいえない渋甘さ。
ちょっと後を引く個性。

開き始めた香りの余韻は、
金木犀を水に浮かべたような
うっすらとした
みずみずしい上品さ。

ひゃー、やっぱりワインって凄いって思います。

若き貴婦人が頬を染めて
気さくに微笑むかと思えば
クスリと笑いながら
「そんなに甘くはありませんことよ」とやんわりとお断りをいれてくる。

そんないい意味での期待を裏切るワイン。
楽しい含み笑いをくれる彼女。

如何でしょう。





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