先日、友人と明治神宮へ。
彼女もワイン大好き。
え?ワインと何が関係あるかって?
大有りですよー。

明治神宮には、ブルゴーニュのワイン樽が奉納されているんです!

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こんなにいっぱい!
明治天皇と皇后は、新しい文化を積極的に取り入れていらして、よくワインを飲んでいらしたらしい。
ふふふ、気が合いそう…。

この日の明治神宮は雨にそぼ濡れていて
濃い緑がますます色濃く、
随所に、もののけの気配を感じた。
いつも通り、人はたくさんいるんだけど
気のせいか、目に見えないものから、見られているような…

陽光差し込むときの明治神宮の放つ見護るような暖かさとは異なり
どこか上の視線から威厳をもって、少し厳しい目線でみられているような感じ。
この結界には邪悪はいれない、みたいな。
晴れの日がお母さんなら、小雨の明治神宮はお父さんかも。
それが、空気の冷たさとあいまって
何となく気持ちよかった。
やっぱり、護られてる、と。

んで、調子に乗って
清正の井戸まで足をのばした。

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あまりに水が澄んでいて、穏やかで
なんだか近づけば自分の心が映りそうで、そっと手をのばして、水の表面にだけ触れた。
触っても本当に許されるのだろうか、と思いながら。

井戸を後にして、うしろを振り返ったとき、
あー、今のは「畏怖」と言う感情だったのだと初めて気がついた。

パワースポットと言う言葉が、ちゃちに聞こえるほどの神聖な場所だと思う。
きりっとしてるのに、安らぎと癒しを与えてくれる場所、明治神宮。



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