最近、ビジネスを始めた友達がいて、先日一緒に酒を酌み交わしたとき、つくづくため息混じりに言うの。


人が怖い。誰を信じていいのかわからない・・・だって。

ちょっとぉ、ちょっとぉ・・・

淋しいこと言うなよー。


まま、一杯、呑め、呑め、って感じで、たらたらと話していたんだけれどね。


まー、大変だよ。本当に。


人を信じるって、結構大変だ。


特に、お金がからむと人は変わる。


昨日まで、ニコニコと、すごくいい人だなーなんて思っていても、

損しますよー、と言われた途端に、躍起になって襲いかかってくる人とか。


こわいよー、ったくオバケ


はい、私知っています。


仕事上、お金のある方達とよくお付合いがある。


ちっ!ちっ!


あ、はい、そこ、誤解しない、しない。

私がお金もちと言うわけではなく、業種がら、と言うことである。


て、ことは、こちら、使われる身ね。しかも電話担当。


もう大変なんだから、コレって。案外。


「すごいですねー」って言わなきゃ、電話を切ろうとしないおじさんとかさ。

「素敵ですねー」って言わなきゃ、ブスっとするおばさんとか沢山いらっしゃる。


ちょっとめんどくさいなー、この人、って思うこと多々あり。


ま、結局は、そういう褒め言葉ってのが好きってことは人間らしさだからさ。

「人類皆同じ」なんて、境地になったりするし、

「人に上下なし」みたいな、ちょっと違った解釈になったりします。


世の中で、お金もちと呼ばれる人達って

皆心の余裕があるか、と言うとね、


これが案外、違うのだ お金


お金もちって呼ばれる人達のなかには、

もちろん、心の余裕がある人も沢山居るけど、

それと同じぐらい、お金に細かい人も多い。


ま、細かくしたから、お金が持てたのかもしれないけれど。


淋しい人も案外多い。


ま、話しが少しずれたけれど、

私が言いたいのは、「信じる」って大変だということ。


目に見える「お金」みたいなもので、信じれたら、苦労しない。

それどころか、「お金」があればあるほど、信じられない場合もあるから結構不思議。


契約書で縛れれば苦労しない。

でも、契約書に書き込めば書き込むほど、なんだか疑心暗鬼になったりする。


結婚届の裏に、「浮気は絶対にしません」と書くようなものになったりする。

それで、うっかり目なんか逸らした日にゃ、もう疑って疑って、何もない暗闇の中に鬼見つけるわけ。


最初に誰かと付き合いを始めるときに、

すごく怖かったりする人も居る。

たぶん、痛い思いをした人なんだろうと思う。


だまされるんじゃないのかな、と思ったり、


傷つけられるかも、と思ったり。


ビジネスに限らず、友人関係も一緒かもしれない。


私も少なからずあります。

痛い思いしたこと。

ただ、痛みは比較的早く消えるし、傷は浅かったので、あまり残ってはいないんだけど。


だけど、私、思うんですが、


人は、皆だます要素もあれば、だまされる要素も同等に持っているわけでさ。

みんな最初は、こわごわ、なのですよむっ


だから、結局はさ、


「こいつだけは裏切れないなー」と思ってもらえるかどうか


かな?と、最近思う。

こっちが先に頑張るしかない。

見あって、見あって~って、土俵でやってても仕方ない。

信じられる前に、信じろって感じになるのかな?信用第二。


だから、よく昔の人がさ、

「だますよりだまされろ」と言うけど、それは当たってるかもね。


で・も・さ!


自分が誠意をもってやった(つもり)なのに、

それでも、裏切られることあるのよねー。


そういう奴には、巡り巡って、天罰が下るように、出来てるから大丈夫。

大丈夫なのです。


と、昔、おばあちゃんが言ってたな・・・・音譜


甘ちゃんでしょうか、私?


と言うことで、一緒に飲んでた友達は、

愚痴るだけ愚痴ってたけど、なんとなーく元気になって帰って行った。