国際派コラムニスト 大城 純一です。
シンガポールの話に飽きてきたので香港の話です。
香港は実は、かなり物価が高い。
そして、マンションも高い。。。高いと言うのは「値段」と「高さ」の両方の事。
香港は100年近く、中国の入り口として経済発展してきました。
イギリスから返還される以前から、中国との輸入、輸出の有力なルート
として日本企業を含め世界各国の中国進出の拠点になっていました。
で、香港と言えば、「高い」マンションですね。
億単位の高級マンションも珍しくないし、土地が狭いので、マンションは、
細く、そして高く、高く建設されます。
やはり、香港は地震が無いのが建設を容易にしている理由かもしれま
せんが、香港自体、固い岩盤の上にある。。。と、良く聞きます。
そして、マンションも上層階になればなるほど金額も高くなるし、香港人
は、見栄っぱりでもあり、プライドが高く、お金に大変シビアです。
で、前置きが長くなりましたが、エンターテイメントの話(夜の部)です。
基本的に、香港のメインは、九龍(ガウルン)側と香港島側に区分され
ています。
その中で、九龍側で有名だったクラブは、「ボルボ」と「チャイナシティー」
の2軒です。
両方とも高級クラブですが、日本のクラブとは異なり、基本的に個室であり、
数十人のママさんが、自分の支配化に女の子を持っていて、その子達を、
うまく回転させて運営しています。
確か、ママさんだけで30~40人くらいでしたので、女の子は5倍くらいは
いたと思います。
料金は1分単位で計算していて、単価、これもママの裁量に任されている
部分が多いですね。
もともと香港自体、イギリス領であったので、白人、黒人、韓国人。。。
まれに日本人、もちろん中国人などなど女の子も多国籍のより取り見取り
で、個室のモニターで、現在、(何番の)女の子が接客中なのか、空いて
いるのかなどなど確認できるシステムもありました。
(お店の中に噴水があったり、生演奏していたり。。。かなり広いですね)
で、まあ、その子達は、基本的にお持ち帰りは可能なのですが、
ある時、会社の役員クラスと香港に同行となり、現地の代理店さんの幹部
に接待を受けたのですが、帰りに、女の子達が付いていく訳ですね(笑)
まあ、気を利かせて付けてくれている訳です。
で、ある晩、いつもの事ながら、気を利かせて頂いたのですが、
何を思ったか、一番偉い人が、女の子をホテルの前で、
「見送ってくれて有難う。。。」
という日本語を言って、握手して帰っちゃったんですよね(笑)
で、日本人は凄いなと思うのは、上司に習い、その下のお偉いさん達
も、握手をして自室に帰ってしまいました。
で、残されたのが、女の子人数人と自分ひとり。。。
最低でもチップを渡したり、少なくとも英語で、
「まだ、打合せがあるから。。」
とか、女の子に伝えればいいのに。。。
深夜なので打合せのはずもないですが。。。
で、まあ、取り残されたのですが、この時考えたのは。。。
このまま女の子を返すと、現地の代理店の耳に当然入るわけで、
日本のビジネスとは違い、中国の商売は、そこら辺りを飲み込ん
でいかないと、良い関係が作れないんですよね。
まあ、女の子と深夜にご飯を食べさせて返すとか、そのくらいスマート
にこなすと、次の日あたりに、うちの幹部も海外慣れしている印象が、
現地の代理店にも浸透して、商売やり易いんですがね。。。(笑)
で、更に困ったのが、幹部の接待なので、支払いも込みこみで済んで
いるはずなので、女の子もそのまま帰るとママに怒られるし、ママは
代理店に怒られるし、代理店からは、
「あの日本人達は人の顔をつぶした。。。」
となる訳で、中国の商売は、「顔」が非常に大事なので、これまた
一大事となる訳です。
まあ、かなり困りましたが、仕方が無いので、その晩は、全員を連れ
て自分の部屋に行きました。。。後は、想像に任せます![]()
という事で、かなり香港でも激務をこなしていた、国際派ビジネスマン
の話でした。
おしまい。