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THE ダークサイド・・

 

 

久しぶりにもりおーせの闇の部分をつらつらと書こうと思う・・・

 

 

ここ1週間ほんと・・ユアマイスターの件で気が変になってるうえに

昨日はほんと久しぶりに激しすぎる頭痛

 

痛み止め一切効かず・・頭抱えてました。

 

今日は痛みほとんどなく目覚め・・

朝ヨガのあとに和室をすっきりと・・

 

 

コロナ禍になり・・・

 

和室がどんどん荷物置きになっていきました

 

 

ヨガスタジオとして使っていた空間に・・

あれ・・なんかまた荷物増えてる

 

 

 

あれ・・

 

まただ・・

 

 

 

おかしい・・・

 

 

 

 

物心ついたときから・・・いつも家には荷物とゴミが溢れかえっていました

 

 

足の踏み場もないぐらい。

 

 

いつもぐちゃぐちゃ

 

ごきぶりとねずみは家族の一員でした

 

母がものを片付けられない人

片付け方がわからない人

ものを捨てられない人

 

と気がついたのはここ3年ほどです

 

 

 

それまで・・・・

 

ものを大切にする人

 

と思っていました

 

そして子育てに忙しいから片付けに手が回らないと・・

 

 

母を傷つけるのが嫌だから・・いつも母の気持ちを最優先にして接するのが習慣になっていました

 

 

お願いをされる前に気がついてあげる

 

買ってあげる

支払ってあげる

連れて行ってあげる

もらってきてあげる

 

 

これが習慣化していたんです

 

 

 

でも・・それは・・自分のやりたいことではなかった

 

 

 

自分の気持ちを押し殺してまでやるべきでなかった

 

 

自分の時間を売ってまでやり通すべきではなかった

 

 

でもあの頃はそれが必死だったし当たり前だった

 

家族という闇だった

 

 

 

 

数年前・・なぎのお暇というドラマがありました

 

その頃のわたしは

 

父が亡くなったあとの母の身を案じ・・私の家で母と同居をしていました。

 

 

もう・・ストレスでしかありませんでした

 

自分の母なのにと思う人もいるかもしれませんが・・・・

自分の母だからこそストレスでした

 

 

家族なんだから

 

という言葉がただただ重いのです

 

助け合うのが当たり前

 

その言葉がもう殺意を生むのです

 

もう・・ストレス以外の何ものでもないのです

 

頭痛が始まったのはこの頃から・・・

 

 

そして・・あのドラマで・・

本当におかしくなりました

 

当時すでにカウンセラーに入ってもらっていたんですが・・

あのドラマの8話を見たとき・・

身体中が震え・・・

過呼吸になり・・・

怒りと悲しみと喪失感・・言葉にならない空虚感と・・・

 

もう・・ありとあらゆる感情がわぁぁぁっっぁぁと溢れ出してしまったのです。

 

あの・・・なぎに対する母親の言葉の掛け方、目の動き・・全てが自分の母親と重なってしまいました。

 

そしてきっと、それと全く同じことを息子にしてしまうんだという恐怖が自分を支配していくんです

 

 

 

あぁ・・く・・苦しい

 

母親を殺せば楽になるのかもと思いました

 

 

死んで楽になれるのかも

 

本当にそう思いました

 

 

 

そのときカウンセラーに言われました

 

「ちゃんと親を捨ててあげなさい。」

 

 

でも母は一人では生きていけないんです

働いたこともないし、片付けも時間もお金の管理もできないんです

 

 

「それでもいいから捨ててあげなさい。生活保護を受けさせることもできる、あなたが自分を殺してまで守らないといけないわけではない。あなたが守らないといけないのはむすこくんだけです」

 

 

 

そういわれてもまだ母を見捨てることができませんでした。

 

 

そうカウンセラーにいわれてかなりの時間が経ってから・・

 

 

 

「おかあさん、家を出ていって欲しい。」

 

やっといえた。

 

やっといえたんです。その一言が。

 

でもそれと同時に・・・

 

「あんた親に向かってなんてひどいこと言うの!!!それでも娘なの?さんざん世話したのに!!よくもそんなひどいこといえるね!!あんた薬の飲み過ぎで頭おかしくなったんだよ!!あんな薬のむからだよ!!!」

 

 

 

わたしはなぜいま罵られているんだろう・・とおもいました

 

でも・・これが母親でした。

 

 

ぼーとしながら

妹にLINEしました

 

「あとよろしくおねがいします。疲れました」

 

 

 

 

母の荷物で溢れかえった部屋が空になりました

 

やっと呼吸ができるようになりました

 

 

運転ができるようになったのはそこから1ヶ月ぐらい経ったあとです。

 

 

半年ほど経ったあと母のところへ行きました

 

 

「まぁわたしのかわいいしんばくん」

 

そういって母が息子を抱きしめました

 

私には目もくれず息子だけを抱きしめました

 

それが私の母親です

 

また虚しくなりました

 

 

でもわかっていました

 

昔からいつもこうだったから。

 

 

まぁ、いいか。

 

「また顔見せにくるね」

 

 

そういって帰りました

 

 

徐々に回復してもそれでもまだ頭痛が消えることはありませんでした。

 

 

回復までに要した時間はまる2年でした。

 

 

 

 

頼まれるまで何もしなくていい

気づかないふりをしていい

断っていい

喧嘩をしていい

 

こう自分に言い聞かせることでここ最近はいい距離を保ってきたと思います

 

 

ところが・・

 

荷物が増えていく中・・

またこころがざわついてきてしまいました

 

まずい・

 

荷物が増えるというのは私にとってトリガーになってしまうからです。

 

 

あの日に一気に戻ってしまうトリガーなんです。

わたしも母と同じ道を辿ってしまう

ちがう!お前は違う!!

お前は自分の道を生きていい!!!

 

いつも心の中で葛藤があるんです

 

 

たかが荷物

 

でもそれが苦しいんです。

 

住所が定まらない荷物があることが苦痛なんです

 

だから収納棚を買いました

ハンガーラックも買いました

どんどん荷物が増えていきました

 

仕事がら服が増えてしまうのは仕方がないんだけど

服が増えて雪崩になっている図がもう苦しいんです。

 

気づくと5つのハンガーラックと

4つのクリアタンスが部屋をうめていました

 

和室がどんどん狭くなっていきこころが更にざわつきました

 

荷物をみるから荷物をどうにかしなきゃ・・と思い考える時間が増えました

 

だから仕事ができる時間が減りました

 

悪循環です。

 

 

まずい

 

これは・・まずい。

 

 

 

空間をつくらなきゃ

 

 

なんでも断捨離っていって捨てるんじゃない

 

必要なものだけ残して、いらないものは必要としている人のとこへ届けばいい

 

 

 

 

でもわかってた・・・母の着物が苦しさの原因であることが・・・

 

 

祖母からもらった着物だからといって、

「あなたが持っていて、私の家は保管できないから」

 

ずっと持っていました

 

もう8年ぐらい

 

わたしが絶対着ることのない着物

 

それが10着以上ありました

 

つけることのない帯も、帯紐も・・・

 

自分の着物が保管できないぐらい母の着物が場所をとっていました

 

 

親戚が気を利かせて着物ダンスをくれたんです。

 

この日から、さらに家が狭くなりました

 

「こんな立派な着物ダンスがあるなんてしあわせね。」

 

 

じゃぁ、おかぁさんの家に運べば?

 

 

「私の家には入らないわよ」

 

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このタンスが来てから

心がざわつかなかった日は一度もありません

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そして先月・・・

 

やっと・・・やっと気がついたんです。

 

 

捨てればいいんだって。

 

 

タンスも母の着物も

捨てればいいんだって。

 

 

 

気づくの遅いって思うでしょ。

 

 

 

そんなもんなの。

 

習慣ってね・・・こういうものなの。

 

 

こんな単純なことにすら気が付かないんだよ。

 

「タンスと着物捨てるから、嫌なら自分で保管して」

ちゃんと言えました

 

「わかったわ。でもあれおばぁちゃんがせっかく仕立ててくれたのよ!私のために!!

そんな高価なもの捨てるなんてもったいないんじゃない?このタンスだって高価だし、親戚が嫁入り道具で買ってもらったものを捨てるってちょっとひどいんじゃない?」

 

 

そう・・これいつものパターン。

こどもに罪悪感を抱かせる

そして思い通りに動かそうとする

 

 

「じゃあ、自分の家で自分で保管して。今までも一度も着ていないしこれからも一生着ないってわかってるんだから、この家に保管する理由がない」

 

 

「ひどいこというのね」

 

 

「そうだね」

 

 

そういって着物を母の家に強引に運びました

 

その日のうちに着物タンスは処分しました

 

 

部屋に空間ができました

 

心のざわつきがひとつ減りました

 

 

「おかぁさん、着物のクリーニング代ちゃんと払ってね。18000円」

「なんでそんなひどいこというのよ!!!」

「だって着物ってクリーニングしないとカビ生えるし、着物ダンスだって買ったし、たとうしだって私がかって毎年交換してたんだよ。それを悪いと思わないの?」

 

「・・・そばたべる?」

 

気絶してたんか?今!

っていうぐらい話がいきなり飛ぶ

 

金の話になるといつもそう。

 

 

 

「絶対払ってね」

 

ちゃんと言えました。

 

 

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少しずつ部屋に空間が増えていきました

 

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手放すものと残すものを分けて・・・

 

捨てるものはそのままゴミ箱へ

 

フリマは同時進行でやりました

 

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ハンガーラックが次々と空になっていきました

 

 

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収納ケースも空になりました

 

 

 

 

 

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残ったのはもともと私が持っていた着物タンスとハンガーラック1つになりました

 



そして今日ロールカーテンが届きました

 

 

 

 

カーテンを下ろすと

 

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綺麗な和室に戻りました

 

 

 

あぁ・・やっと・・戻せた

 

 

 

心のざわつきは消えました

 

 

ものがなくなったから、そこに使う時間もなくなり仕事に集中できました

 

 

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床の間には息子が描いた絵を飾りました

 

 

 

深呼吸ができました。

 

 

本当に手放したいものはただ一つです。

 

母に対する気遣い

 

 

相手を変えることはできません

でも相手に対する態度や言動は変えられます

 

 

母は自分の人生をさぼっていたわけではありません

 

生まれもっていた特性を活かしながら一生懸命子育てをしてきました

 

 

それは、いわゆる「普通」とはかけ離れていたと思います

 

 

ぐじゃぐじゃの家の中いつも笑っているのが母でした

 

成績が悪かろうが問題を起こそうがいつもポジティブな母でした

 

食卓にインスタントが並んだことは一度もありません

 

 

それが私の母です。

 

 

母と良好な関係を保つために・・・

 

もう・・気を使う自分を手放したいんです。

 

手放していいんだって・・そう思えたんです。

 

この部屋の荷物と同じように・・手放していいんだって。

 

毒親

親ガチャ

 

色々な言葉がある

 

でも、大抵の親は一生懸命で、正解のない子育てをああでもない、こうでもないと試行錯誤しながら過ごす

 

当然、子どもの望むようなことができない、気づかないこともある

 

 

 

 

ただそれだけ

 

 

そう、ただそれだけ。

 

 

思い返せば苦しくて涙が溢れることもある

 

こうして欲しかった

助けて欲しかった

 

そんなこと言い始めたらきりがない

 

 

ただ・・・

 

 

ただ・・母のアップルパイはおいしい。

 

 

 

そう。ただそれだけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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