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こんばんは

 

森家のどうぶつ園で一時預かり?

中のねねたんです

 

 

 

 

金曜日・・

ちょいとわけあって・・・我が家にやってきました

 

 

訳というより・・・

この子の命がきえてしまうのが・・とてつもなく耐えられなかったのです

 

 

 

 

 

知らなければよかった

 

 

気づかなければよかった

 

 

 

 

そうかもしれません

 

 

 

 

 

何も気づかないふりをして・・・いつもの金曜の夜を過ごしていればよかったのかもしれません

 

 

 

でもその夜にこの子が殺処分になるのでは・・

 

という思いがきえませんでした

 

 

翌日あう友人に合わせる顔がないな・・

 

そう思いました。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

 

 

連絡を受けたのは金曜の午前中

 

 

 

 

そう・・5月の保護猫つなちゃんの成長をのんびり見守っている最中でした

 

 

 

「怪我をしている猫がいてどうしたらいいのかわからないといっている人がいる・・」

 

そんな連絡を受けました

 

 

 

何をして欲しいのか

何ができるのか

 

そこを聞いても、人づてのため・・

 

 

「病院には行ったみたいで・・脊髄と骨盤が折れてるみたいで・・・もうほとんどうごかないみたいで・・」

 

っと。

 

うーーーん・・

 

🦍「えーっとつまりその人は一体何をして欲しいと思っているのかな??」

 

 

 

 

曖昧な部分も多く・・

質問をしてきている当の本人と連絡取れることもなく・・

 

時間だけが経ちました

 

 

 

その後知ったのが・・・・

役場に預かってもらったとのこと。

 

 

 

 

 

 

そっか・・・そこからボランティアさんに繋がればいいかもな・・・

 

 

 

 

 

 

16時になりました

 

 

 

そこでようやく気がつきました

 

 

 

あれ・・今日金曜日・・

 

 

 

金曜日に・・負傷の激しい猫がその後どうなるのかは・・

嫌な予感がしました

 

 

 

 

 

 

元気でかわいい子猫ちゃんならボランティア団体がひきだしてくれるかもしれません

 

 

でも怪我をおっている野良猫を・・誰が引き出すのでしょうか・・涙

 

子猫は早ければ当日に殺処分になるというのを聞いたことがあります

 

野良猫の子猫ちゃんの運命はそれほどまでに過酷なのです

 

 

安楽死とは名ばかりで・・・・

猫にとって安らぐ死に方ではありません

 

 

人間にとって安くて楽なだけです

 

 

でも、その作業をする人が楽で安上がりな仕事だとは思っていないのです。

 

 

 

 

急いでもう一度連絡をとりどこの役場に預けたのかを聞き出しました

 

 

 

時刻は16時30を過ぎていました

 

 

17時になったら・・間に合わない・・

 

 

自分の責任でひきだし、命が終わるのならせめて・・・苦しまないようにして看取ってあげよう

 

そう思いました

 

 

 

 

役場の人に電話がつながりそのことを伝えると

 

「もう保健所におくってしまった」

 

と・・

 

 

「かわいいねこちゃんでした、でも怪我が酷くて・・だいぶ弱っていたんです・・」

 

 

 

役場の人のその言葉が本当に辛そうで・・涙

 

「でもまだ間に合うかもしれません、保健所に連絡とってみてください!!」

 

 

 

保健所に連絡すると・・

「今、役場の人が届けにきました、事情は理解しました、引き取っていただけるのでしたらこのまま役場の人に持ち帰ってもらいます!!」

 

 

 

 

🦍「おねがいします!!!」

 

 

 

 

時刻は16時50分でした・・・

 

ま・・間に合った・・・

 

 

 

 

 

その場で動物病院に予約を取りました。

 

 

 

 

役場に戻ってきたねこちゃんは、全く動きませんでした

 

 

顔をうずめお腹の部分だけが動き・・・

悪臭を放っていました

 

 

あぁ・・だいぶ膿んでるな・・・

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傷口が・・見るからにひどいとすぐわかりました

 

 

 

 

🦍「命をつなげてくださりありがとうございました、どんな結果になったとしても私が責任を持ってこの子を最後までみますので・・本当にありがとうございました」

 

 

箱を抱き抱えた役場の人たちが・・・

 

「ありがとうございます・・」

 

深々を頭を下げるのをみて・・

 

この方達がどんなに苦しかったのかを感じました・・・


 

こんな辛い仕事ありますか・・??

 

役場から保健所へ連れて行く道のり・・

どんなに心苦しいのか・・そう思ったら涙が出てきました

 

 

 

 

 

もうこの先、生きられないんだろうな・・

命が終わるであろうと思いながら保健所まで運転するその気持ち・・

 

どんなに辛いのでしょう。

 

 

 

 

 

 

病院へ運ぶと・・

 

 

待合室にいた人たちが箱を覗き込んでは・・・・

 

「だいぶ怪我ひどいな・・なおるかな・・うごけるかい・・?」

 

 

そんな言葉をかけてくれました

 

すると・・・

 

 

突然ねこが顔をあげました

 

 

そして切るか消えないかのか細い声で・・鳴き出したんです

 

 

「めぇぇ・・みぃぇぇぇ・・・」

 

 

 

 

すると・・待合室にいた人が一斉に

「がんばれ!!がんばれ!!だいじょうぶだから!!ここにきたからにはだいじょうぶだからな!!!」

 

そんなふうに応援してくれたんです。

 

 

 

 

先生に診てもらうと・・

 

 

「ありゃぁぁぁぁ・・・折れてるねぇ・・交通事故だね・・ここの部分色変わってるしね・・ここにぶつかったんだなぁ・・痛かったねぇ・・うん、よくがんばった!!!!ここまでこれたんだ!!がんばろ!!!」

 

 

綺麗に傷口を洗い・・・

丁寧に薬を塗って・・・

 

 

 

 

 

 

「今日は体力もないし手術とかすぐできる状態じゃないから・・今後どうなるかわからないけど、まずはこのねこちゃんの体力を回復させよう!!!」

 

 

っと。

 

 

 

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診察台からこちらを見つめる顔をみて・・ものすごく生きる力を感じました。

 

 

 

 

 

この子はきっと大丈夫。

 

 

 

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可愛いおむつをつけてもらいました

 

 

 

 

 

帰宅し・・・20時からヨガのレッスン・・

ギリギリ間に合いました、

 

みぃみぃ鳴く声をBGMに60分のレッスンを終えました

 

 

 

 

 

 

慌ただしい1日だったな・・・

 

 

どっと疲れが押し寄せると同時に安堵感でが溢れました

 

 

翌朝も朝イチでヨガ

 

そのまま病院へ

 

 

「昨日より顔色がよくなってるね!!!」

 

 

 

 

 

病院の先生もびくりしていました

「下半身付随になったとしても元気なねこはたくさんいるから!!!どうなったとしてもこの子は生きようとする力がすごいから、大丈夫だよきっと」

 

 

 

生きていいんだよ

 

この世界で生きていいんだよ

 

 

 

生まれたからには意味があるんだから

 

 

生きてさえいれば楽しいことあるんだから

 

 

 

 

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おうちに連れて帰ると・・・

上半身をむくっとおこし・・

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だーしーてーーー!!!

 

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ちょっとーーーーだーーしーーてーーー!!

 

 

 

めちゃ元気です。

 

 

でも・・元気だからこそ・・

自分の下半身が全く動かないことがイラつくのか・・悲しいのか・・・

 

 

 

 

そのジレンマと戦っているのがよくわかります。

 

 

 

 

それでも生きているんです。

一生懸命

 

 

 

今後足を切断するか残すのか・・・

麻痺が残るのかわかりません

 

 

でも・・・せっかく出会った命だから・・愛情たっぷり注いでいきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

命のバトン・・いまここにあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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