コンビニの床で寝た日 | おーせオフィシャルブログ「60%全力あと丸投げ!」Powered by Ameba

     

    高校の時、、 それはそれは貧乏で、、笑
     
     


     
    おーせの部屋は3箇所から雨漏りしてた。
     
     
     
    床や畳の上に置かれたバケツは一晩でいっぱいになり・・


     
    冷暖房がないその部屋は本当に居心地が悪かった


     
    授業の後 夕方4時から夜10時までのコンビニは基本のスタイル



     
    週末はそこに夜の仕事が加わった
     
    18歳・・3万円で買ったボロボロの軽が当時の足だった。
     
     



     
    翌朝5時からコンビニのシフトの日、疲れすぎてコンビニの冷蔵庫の裏の床で横になった
     
    疲れているのにコンビニの床は冷たすぎて目を閉じることができなかった。
     
    眠ることができないコンビニの床で
     
    いつか自分の家を買うんだ。
     
     
     
    いつか新車で自分の車を買うんだ
     
    そして・・・ いつか・・・ いつかお金が沢山あったら・・
     
     
     
    ちゃんと学校にいって・・


     
    そしたら・・保母さんになれるのかな・・・
     
     


     
    そんな淡い夢をみた
     
     


     
    時給650円のバイトを毎日毎日・・・ バカみたいに・・笑
     
     


     
    働き続けた
     
     
     
    自分にとって唯一手放せる"時間"を売った。
     
     


     
    友だちが羨ましかった・・ 自分は不幸だ・・そう思っていた
     
     


     
    働いて働いて働いて、、


     
    友だちの倍働くと授業料と電車の定期と積立金が払えた
     
    友達の3倍働くと自分の好きなことができた。




     
    だから、働いて働いて働いた。



     
    働くことでしか自分の夢に近づける方法はなかった。
     
     



     
    いや違う。
     
     



     
    働きさえすれば自分は夢を叶えられることを知ったんだ。




     
    だから・・自分を不幸だと思うのをやめた。
     
    自分より不幸な人を探して自分はまだましという思考も
     
    他人を羨み自分を不幸な人間に仕立て上げるのもくだらないと気が付いたからだ
     
     


     
    32才になったおーせは・・ ようやく家を手にしていた
     
    中古の家だけど雨漏りはしなかった。
     
     
     
    33才で無事短大を卒業し保育士の資格を取得した


     
    そして35才で・・自分の欲しかった車を新車で手に入れた。



     
    夢を叶えていく自分が楽しかった



     
    あんたやればできるやん。
     
    ほらね、やってよかったやろ?
     
    ほらね無駄なことなんてなかったやん。
     
     
     
    初めて働いた日から もう20年がたっていた
     
     



     
    そして・・先月から・・保育の現場にたった




     
    小さな体から湧き出る子どもたちのエネルギーはとてつもなく大きく
     
    立っていればだっこ 座っていたらおんぶをせがむ子どもたちの中で自然と笑顔が溢れた
     
     



     
    楽しすぎる
     
     



     
    全ての子どもは夢を見てほしい
     
    全ての大人は夢の提供者であって欲しい




     
     
     
    叶えた
     
     
     
    叶えたんだ
     
     



     
    あの日冷たい床の上で描いた夢を・・




     
    すべて叶えたんだ。
     
     








     
    おねーさんせんせーー!! が
     
     
     
    もりしぇんしぇーに変わった
     
     


     
    涙が落ちるのをぐっとこらえた
     
     


     
    私は自分の人生を生きてきてよかったと改めて思った
     
     


     
    自分の人生を生きられるのは自分だけだ
     
     



     
    誰かをねたみ羨み自分ができない、やらない理由をコンコンと並べることに時間を費やすなんてもったいない



     
    うまれた場所や環境は人それぞれ違うが時間だけは唯一平等に24時間与えられている
     
     



     
    羨むならその人と同じことをすればいい



     
    その人の倍の努力をすればいいんだ
     
     


     
    現状は通過点であり結果ではない
     
     
     
    変わりゆく環境と自分のこころを楽しむんだ



     
    自分の人生を楽しむのも楽しまないのもそれは自分自身であり
     
    幸福はいつも他者との比較ではなく自分自身の成長度でありたいと思う
     
     


     
    わたしはしあわせだ
     
     


     
    あの日よりずっと
     
     



     
    空を見上げうつくしいと感じるこころがある
     
     
     
    手をつなぎぬくもりを分け合える息子がいる
     
     



     
    今日も幸せだな・・
     
     


     
    太陽がぽかぽかあたるリビングに寝ころびながらそうつぶやいた


     
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    コンビニの床で寝た日

     

    LINE BLOGで数か月前に書いた日記
     
    久しぶりに読み返した
    よし、明日もきっとしあわせだ 笑
    一歩進もう。