2年間過ごした幼稚園の生活が2月いっぱいで終わった。




あっという間だった。



沢山のことを学んだ、


託児所やベビーシッターをしたことはあったけど


幼稚園の団体生活の中で子どもと過ごすっていうのは初めてで、


日々本当に勉強だった。


泣いている子を抱きしめてなぐさめるんじゃなくて

楽しいことがあると教えて笑わせる方法を覚えた。


教えるんじゃなくて一緒に学ぶ。


子どもの目線で色々なことを見る。


答えはいつも子どもの中にあった。


子どもが10人いれば答えも10通りある。


答えが見つかったときは沢山の喜びに満ち溢れてた。


そこにはいつも子どもの笑顔があったから。


毎日来る新しい朝に感謝しチャンスを活かす。


幸せだった。


毎日毎日笑ってられた。


最後の日を思ってさみしい日々を送るのが嫌だった。



最後の日を知っているなら、その日まで与えられた時間に感謝し目いっぱい楽しみたい。


この日はお雛様をこどもたちと一緒に仕上げた。


おーせのLA日記





2月26日。。


いつも一番早いお迎えは2:45


一番遅いお迎えは6:00


お昼寝から次々と起きてくる子どもたちはおやつタイム。。。


「今日は天気がよかったねぇ。来週も晴れるかなぁ?さぁ、窓を開けてお外の空気をいれようねぇ♪」


そんなことを子どもと話しながらお迎えを待ってた。



3:00


「今日は少し遅れてるんだね。道がこんでるのかな。。」



その時。。 ノックがなって。。。



「あぁ♪お迎えきたんだねぇ!!はぁい!!どーぞぉぉ!!」



。。。。。。。クラスのママ全員が入ってきた。


えっ・・・?



「先生、最後だからお茶でもしようかと思って。。。」



泣いた。



ママたちはみんなお仕事してるの。。。


会社員だったり、看護婦さんだったり・・・・


なのに・・・


この為にお仕事きりあげてきてくれたんだ。。


しかも・・・ 子どもの写真が沢山はいったデジタルフォトフレームや、


メッセージつきの写真が入ったアルバム・・・


おーせのLA日記


今まで幼稚園でとった動画や写真をCDにやいてくれたり・・


おーせのLA日記



本当に嬉しかった。



おうちに帰ってアルバムをみてまた泣いた。


こんな顔をしながら保育をしていたんだぁって初めて気がついた。。


おーせのLA日記

おーせのLA日記


おーせ・・ こどもと同じぐらい楽しそうに体操や朝の会してる(笑)



子どもと一緒に作った壁紙・・


おーせのLA日記


ぬり絵や自由画・・


すべてまとめて・・・


おーせのLA日記



おーせの仕事が終わった。


あぁ。。 楽しかった。。


幸せだった。


幸せのかたちはみんなちがう


おーせの人生の中で一番充実した日々だった。


人を妬んだりうらやんだりすることなく自分と向き合えた時間だった。


他人と比較しながら劣等感をいだいたり、優越感に浸りながらたいきていくのはつまらない。


保育の仕事をしながら。。


人は必ず必要とされている。


沢山の愛情に支えられ、生きていると言うことがどれほど価値のあるものなのか。



みんな誰かの宝物なんだということをつくづく感じた。


生かされてることに感謝し、謙虚に生きよう。。


そんなことをおもった日でした。



ありがとぉ。


いつも笑っていてくれて。



ありがとぉ。


その小さな手に何度救われたことか。



ありがとぉ。



せんせいになれてよかったよ。