今日、打ち合わせがあったの。


ほんとはおーたんいく予定じゃなかったの。


担当の子ががいけなくなって、おーたんになったの。


でもおーたん今朝病院いったの。


風邪悪化してて、薬もらって絶対安静だったの。


だから、打ち合わせいかないっていったの。


そしたら、

「どうしても来てくれなきゃ困る」


ってことで、薬を片手に待ち合わせのレストランへ・・


頭痛とめまいと戦いながら打ち合わせも終わりごろ・・


おーたんトイレにGO!!


すると・・日本人の集団発見。


   あっ・・いっちゃんだ。 ・・・・・?


      まさかねぇ・・   


              ここLAだし・・



トイレから戻ってちらっとさっきの集団を見ると・・



やっぱりいっちゃんだった。



いっちゃんなんてなれなれしく呼んでるけどおーたんの人生を変えてくれた大好きな人です。



    っていうかOL時代の社長です。



ナナコロビをよんだことがある人はわかるとおもうけど、

おーせに沢山の言葉をくれたほんとに感謝してる存在の人。


「心無き言葉はただの発音」


いっちゃんはこの言葉をくれた人。


「お前はダイヤだ。ほっておけばただの石ころ。でもみがけばいいダイヤになる。だからその手伝いをしてやる」


いっちゃんはそういってキャバクラで働いてたおーせを拾ってくれた。


いっちゃんの会社を辞めて4年・・


    まさかこのLAで会うなんて思ってなかった。



   いっちゃんは4年前と変わらない顔で笑ってくれた。


打ち合わせの途中だったから、必死で泣くのをこらえたけど、


帰り際いっちゃんに挨拶をしにいったら


「本よんだよ。ありがとぅ。いい言葉が書いてあったね。」



そういわれて、もう涙がぽろぽろ止まらなかった。



     ポロポロ・・


           ポロポロ・・


人目をはばからず泣いたのは久しぶり。



いっちゃんの会社はLAに進出したんだって。



    今日担当の子と変わってなかったら・・


      絶対安静をちゃんと守って家で寝てたら・・



・・・・いっちゃんには会えなかった。



          ダイスキだった。



課長の机の上においてあった木にかかれてた言葉を思い出せない。


いい言葉が書かれてた。


『人は一生・・』 たぶんこんな始まりの言葉なの。


人は一生誰かの先生で、誰かの生徒みたいなニュアンスなの。


「一生誰かに何かを教えて、一生誰かに物を教えられて生きてく」的な事が書いてあったんだけど、


思い出せない。



なんでだろう。超しんどくてだるかったOLなのに、想い出すのはいっちゃんが笑ってる顔と、


それを囲んで笑ってる会社の人たちの顔だわ・・


しんどいけど、充実してたんだよね・・



『現状に満足した奴は這い上がれない。常に向上心をもて。』


人と人との出会いは必ず何かが変わる。



明日も誰かと出会うためにキラキラ笑顔で外に出よう。