3回目の挑戦で手話通訳者全国統一試験に合格することができました。議会で手話の質問をすることをきっかけに始めた手話。入門コースから始まり、その流れで手話通訳者養成講習会まで受けることになり、せっかくだからと受けた試験。

 2回の不合格に出口のない迷路を歩いてるような感覚を覚え、日頃の手話の技術に伸び悩むなか受けた3回目。もっとも手応えを感じずに会場を後にしました。

  そのため、ある意味結果に期待せずに、合格発表までの時を過ごしつつありました。合格発表の時期は毎年3月の初めと決まっています。その頃が近づくと今風のいい方では「ワンチャンいけるんじゃね」普通にいうと「白紙で出したんじゃないから、万が一ということもある」という思いが頭をよぎり、それを自ら消し去るという日々を過ごしていました。

 ある日、試験実施機関から封筒が届いていました。触ると硬い感触、もしかして合格証が入ってる?震える手を抑えながら封筒を開けるとクリアケースに挟まれた合格証が目に飛び込んできました。近年感じたことのなかった達成感と喜びに包まれました。

 長女がクライミングのコンペでいい結果を残した時、自分のことでは学生時代、2級海技士(航海)の筆記試験に合格した時以来かもしれません。

  今週末には、さらに難関の埼玉県登録の2次試験が迫っています。辞退したい気持ちもあるものの、せっかくの機会ですので全力を出したいですね。