タイトルの「方相氏」
これにピンときたあなたはなかなかのもの
日本文化に興味を持って学んでいらっしゃることでしょう
方相氏とは、節分のときに豆をまかれて退治されてしまうあの鬼の原型となった者です
じつはこの方相氏、平安時代の末期まで、もともとは鬼を退治する側でした
しかし、頭に角の生えた熊皮をかぶり、四つ目の仮面をつけて黒と赤の衣装を身にまとい、右手に戈と左手に楯を持っていたその異様な姿から、時代を経て退治される鬼の側になってしまったのです
じゃあ、本当の鬼はどんな姿なのだろう・・・
と疑問に思いますよね
本当に恐ろしい鬼は、鬼の形相をしていないかもしれません
神主「N」