リクエスト119個目です!お待たせしました🙇‍♀️












由依side




保乃  「ゆいぽんさん今日酔うの早くないですか?」

ひかる  「確かに、まだ1杯目の途中なのにもう顔真っ赤ですよ」

由依  「ん〜?何~」



今日は後輩何人かと久しぶりにご飯に来ているのだけど確かに今日はすぐに酔いがまわってきた


夏鈴  「大丈夫ですか?」

由依  「だから〜何が」

保乃  「もう半目ですよ」

ひかる  「もうやめときましょお水にしましょ!」

由依  「だーめ!みんな今日久しぶりに会えて嬉しくないの〜」

保乃  「……可愛いー!ゆいぽんさーん」

ひかる  「可愛いすぎる〜由依さーん!」

夏鈴  「2人とも飲みすぎ!」











ここまでは覚えている


ちゃんと家には帰れているみたいで安心したものの二日酔いなのか体がだるすぎるなんか熱っぽいし







由依  「ハァ暑っつい」


二度寝していたら異常な暑さに目が覚める



由依  「汗やばっ」



着替えたくても体が重くて動けない


昨日お酒なんか飲むんじゃなかったと今更後悔してももう遅くて鉛のように重い体はどうしようもなかった




由依  「っ」


次に目を覚ましたのは耳元でうるさいぐらいに鳴り響く着信の音だった



由依  「夏鈴ちゃん?」


予想外の相手で驚きながらも電話に出る


由依  「もしもし」

夏鈴  「由依さん!大丈夫でしたか?」

由依  「ちゃんと家には帰ってきてたよ笑」

夏鈴  「じゃなくて、昨日体調悪そうでしたよ?」

由依  「昨日は疲れてたんだよ大丈夫大丈夫~」

夏鈴  「ほんとですか?」

由依  「ほんとほんと〜」

夏鈴  「理佐さんに連絡したんですか?」

由依  「…した」

夏鈴  「あ!してないですね!」

由依  「したから!大丈夫!またね!」

夏鈴  「え!あ、ちょ!」






由依  「誰があんなバカに連絡なんかするかっ」














理佐side




夏鈴  「理佐さん!」

理佐  「どしたの珍しいね夏鈴ちゃんから電話なんて」

夏鈴  「まず最初に謝りますごめんなさい」

理佐  「え?何笑」

夏鈴  「昨日由依さんと保乃とひかると飲みに行きました。」

理佐  「何それ由依から聞いてないな」

夏鈴  「で、多分その時から体調悪かったんだと思うんですけど、昨日酔いが早かったんです、でも保乃達が由依さんの珍しい姿見てテンション上がっちゃって」

理佐  「飲ませすぎたと?」

夏鈴  「はい…で!家に送ったんですけど熱っぽかったし、今日の朝も電話したらすごく体調悪そうな声で、理佐さんに連絡してないってことがわかりまして」


理佐  「夏鈴ちゃん」

夏鈴  「はい」

理佐  「私今海外で仕事してる、日本に帰れるのは早くて1週間なの、許してあげる代わりに由依の看病お願いしていいかな」

夏鈴  「分かりました!」





これは帰ったらすぐに説教だな









1週間と言ったけど、私が無理言って5日で帰らせてもらった


すごく心配だから

由依は私がしばらく海外での撮影があるって言ってから機嫌が悪くなって大分拗ねていたけどそうゆうところも全部可愛い彼女だし、愛おしいから








理佐  「由依!」

夏鈴  「理佐さん!?」

由依  「んっ、理佐?」



何日かぶりに見た彼女は見るからに体調が悪そうで胸が痛くなる


ベッドから起き上がった由依を抱きしめると分かる


理佐  「由依、痩せすぎ」

夏鈴  「理佐さんごめんなさい、全然食べてくれなくて、痩せてきてるのもわかってたのに」

理佐  「ううん、私がいない間ずっと由依をみてくれてありがとうね」

由依  「理佐、思ったより早かったね」

理佐  「体調悪いのに飲みに行くバカの誰かさんがいるって聞いて説教しにきたんだけど」

由依  「ごめんなさい」

理佐  「連絡もなかったんだけど?」

由依  「……ごめんなさい」



眉毛をこれまでかってくらい下げる由依がやっぱり愛おしくて優しくでもちょっときつく細い体を抱きしめる


理佐  「もう心配させないで」

由依  「うん」

理佐  「寂しい思いさせてごめんね」

由依  「ううん、モデルの彼女自慢したいんだもんかっこいいでしょって、だからちょっと寂しかったけど応援してるよ」

理佐  「ほんとにちょっと?」

由依  「…うん」

理佐  「由依」

由依  「すごく寂しかった」

理佐  「私もめっちゃ寂しかった、久しぶりに会った彼女がこんなに弱ってるのはいやだけど」

由依  「理佐が看病してくれるんでしょ?」

理佐  「もちろんわがままお嬢さんにとことん付き合いますよ」

















保乃  「今回は理佐さんも来てくれるなんて豪華ですね!」

ひかる  「お2人と一緒にご飯なんて贅沢です!」

夏鈴  「いや、あの」

理佐  「いや〜2人がいや3人か、どれほど酒癖が悪いのか見に来たんだよー」

由依  「こら理佐」

保乃  「ギクッ」

ひかる  「理佐さん怒ってる?」

夏鈴  「目が笑ってない」









理佐  「さぁ飲んで飲んで~」








終わり





読んでくださってありがとうございました!