皆様こんにちは。


鹿児島の霧島にアイダ設計で注文住宅を建てました。

家とか外構とか色々書いていますので見て行って下さい。


土日は子守りで疲れましたが、娘からのケーキのプレゼントでウルッ笑い泣き笑い泣きと来てしまいました。

何度かお話していますが、私は腎不全というハンデがあります。

人工透析という、命を伸ばす為の治療を行いながら、なんとか生き延びていますが、透析20年を越えると、毎回針を刺す為に血管が荒廃していき、トラブルが出てきます。

私の血管は半年に一度はPTAという名の手術を行わないといけなくなりました。

覚えている範囲で手術日のルーティンを残して置きます。

まず受付。

ファイルを貰い、通路の↑に沿って外来受付に行き、ファイルを渡す。

看護師の案内の元、ロッカーへ向かい術着に着替えて、エコー室へ

血管のエコー検査で狭くなっている場所を確認する。
私の場合、術前で2.2mm程の血管径がある。

エコーが終わると、診察室へ

ドクターの診察、手術承諾書への記名を行い、診察室の向いの手術室前の椅子で待つ。

名前を呼ばれ手術室に入る。

手術台で横になる。

スタッフが2人がかりで、せ~ので50cm程上にずらし、レントゲンの機械の下に潜り込ませる。

右腕にマンシェットが巻かれ、血圧を測定。

左腕の消毒が始まる。

喉のあたりに心電図の電極がつけられる。

消毒が終わると、手に袋が被され、その状態のまま、手術シートの穴に通して準備完了。

ドクターの
グラサン頑張りましょうね!ちくっとしますよ~

ではじまる。

まずは皮膚を1cm程カットして、血管を視認。
太めの針を刺し、その針の内腔から細いガイドワイヤーを入れて行く。

ガイドワイヤーに沿わせて先端に風船のついたカテーテルを術部まで進ませ、レントゲンを見ながら風船をふくらませる。

風船の中に、生理食塩水を規定量入れる事で、血管内にある風船が膨らみ、血管の内側から血管を広げる。

ドクターの
グラサン5.…10….15….20

の声に合わせて、スタッフが指示された量の生理食塩水を注入する。

私からも、レントゲンのモニターが見えるので、興味津々に除き込む。

確かに薄っすら透けて血管の壁が見え、その内側で風船が膨らんでいるのも見える。

グラサン5…10…15…20で30秒キープ

10辺りから、痛みが発生し、20まで来ると痛みで汗が吹きでる滝汗。そしてその状態で30秒キープされるので、滝汗滝汗滝汗滝汗チーンこんな状態。

少し風船の位置をずらして、もう一度

グラサン5…10…15…

この辺りでスタッフから

お母さん大丈夫ですか?

と聞かれたので

真顔大丈夫です。

と答えましたが、

グラサン20…25…30

強烈な痛みで思わず

真顔あたたたた〜大丈夫じゃない。

こんなやりとりをしている間に風船での処置が終わり、最後の確認で造影剤を流し、レントゲンでコマ送り撮影をします。

狭い場所がないか、確認して、オッケーが出ればガイドワイヤーを抜いて、太めの針を抜いて、皮膚を1針だけ縫って終わりです。

手術室から、車椅子でエコー室に運ばれ、エコー検査をして血管径を確認します。

私の血管は術後2.6mm程。

術前から0.4mmしか広がっていないが、この0.4mmの差が半年間血管を詰まらせずに済んでいるのかな?と思っています。

エコー検査が終わると、ロッカーで私服に着替えて、受付に戻り、会計を済ませて帰宅。という流れ。

その手術を今度の木曜日に受けてきます。

あの風船の痛みがなければ気が楽なんですけどね~。
気が重いんですよ。