水曜日、勤務中から妙に体がだるかった。

10時頃、背中がだるく寒気がするようなしないような。
12時頃、休憩にパンを食べてる時も、寒気かな?と思った。
12時半、寒気だと、断定できた。
13時頃、体中あちこちが肩こりの様な感じで凝り固まる。
    痛みを紛らわす様に、何度も姿勢を変えてみる。
13時半、嵐が来る予感。ただ事ではない雰囲気が体から伝わってきた。
14時頃、後1分で終わるが、その1分が待てない位猛烈なダルさに襲われる。

この日は、この後透析治療の日

とりあえず一度家に戻って、軽く食事をとり、シャワーを浴びる。

その間も、ゾクゾク体が小刻みに震えだす。
病院に向かう前に、熱を測ってみた。
38.4度。

ヤバい。のんびりしてると病院に着く前に倒れると思い、車を飛ばして病院に行く。

病院でも検温。やはり同じ位熱がある。

透析を始める。37度にセットしてある透析液が冷たく感じ、どんどん体が寒く感じて湯タンポを入れてもらう。

寒い。

2つ目の湯タンポを入れてもらう。

寒い。

四時間後。

再度、検温。

39.7度。

熱のせいか、体中が痛い。
吐き気も出てきた。
寒気はマックス。

透析の中止を訴え、途中で終わった。

帰ろうとするも、自力でベッドから降りれない程の衰弱。

病院まで妻に迎えに来てもらい、車椅子でそこまで運ばれた。

家までの道中。何度も吐きそうになるがこらえる。

家に着いた。小柄な妻は私を背負う事ができず、本当に這うようにして家に入った。

ベッドで横になる。
何度も押し寄せてくる吐き気。
ゴミ箱に吐いた。

夜9時頃だった。

吐きながら熱を測る。

40.4度。

熱と比例して体の痛みが増す。もう起き上がる事すら辛くなり、寝ながら横向きに吐く。

吐き気と吐き気の波の間に、解熱剤を飲む。

やっぱり吐いた。

その後何度も吐いた。朝9時頃まで永遠と戦った。

解熱剤を飲んで一時間吐くのを我慢した。

少し効いた様で39.7度まで下がった。

本当なら時間をあけないといけないが、ここぞとばかりに解熱剤を追加した。

吐き気が少しおさまり、39.1度まで下がった。

今がチャンスとばかりに、ゼリーを2個、アクエリアスを500cc程、無理矢理胃にぶちこんだ。

なんとか吐かなかった。

数時間後、みるみる熱があがり、また40.6度。

また解熱剤投入。

これを繰り返し、木曜日が終わる。

金曜日の朝。37.8度。

私が勝った事を確信。
激しい筋肉痛を背負いながら、透析の為病院へ向かう。

透析中はさすがに苦しかったが、なんとか終え家に帰る。

夜、また寒気が来る。熱を測る。39.8度。

私は朝騙された。やけくそになった。

解熱剤を投入。吐き気はなかったので、うどん、肉、野菜。
アクエリアスを1リットル。ゼリー。菓子パンを胃に納めた

土曜日の朝37.4度。

油断出来ない。お昼に37.0度。まだ怖い。夜37.0度。勝った。


水曜日から土曜日にかけての体調不良。
今までの人生で五本の指に入る位きつかった。