またしてもhirooさんのブログよりゲーム会社の営業 のお話です
なんておいしそうなネタなんでしょうw
元ネタはテクモ営業さんに聞く新作販売の苦労話 です
>根岸:プラットフォームによって、会の名称やスケジュールは若干異なりますが、大体2ヶ月後に発売するタイトルを、ゲーム店のバイヤーさん、つまり発注権限を持っている方々や、発注権限はないけど店頭の売り方を考える店舗の担当の方々に対して、アピールする商談会という場が設けられます。プレイステーション関連に関しては、ソニー・コンピュータエンタテインメントさんが主催して、私達はそこに出展するという形ですね。
>ガイド:これは、実際にはどのようにゲームが紹介されるんでしょうか。
>根岸:1つはプレゼンテーションの形式です。皆さんに着席していただいて、手元には資料をお配りし、商品の映像などを交えて5分から10分程度ご紹介します。ただ、時間の都合上全てのゲームができるわけではなく、大作であるかどうかなどで、プレゼンテーションできるものとできないものがでてきます。ちなみにアンデッドナイツは残念ながらプレゼンテーションできていません。
>ガイド:では、どうやってアピールすることになるんですか?
>根岸:プレゼンテーションが終わった後、1、2時間ぐらい時間をとって、試遊する時間があるんです。会場に試遊台が配置されて、流通さんがあのタイトル見てみたいなと思ったら、映像を見たり実際にプレイしたりできるという。逆に、積極的に見ようと思われなければ見られずに終わってしまうことも有り得ます。そこで、先ほどお話した、流通向けプロモーションが必要になっているわけです。
>ガイド:なるほど
>根岸:限られた時間で、月によっては数十とはいかないまでもそれなりの数の新作タイトルが集まります。その中で当然バイヤーさんも売れてるシリーズの最新作や、強いブランドを持つメーカーの期待作を当然優先して時間をさくので、遊んでもらうのは大変です。
そう、上記の通り、色んな営業さんとお話出来る機会があるのが商談会です
そこで名刺交換などして、不足の販促物を直接営業さんに送ってもらったりします
ここが営業さんの力が発揮される一番の所ではないでしょうか
受注タイトルの魅力をどれだけ、販売店側に伝える事が出来るか、営業のスキルが試されます
FFやドラクエ、ポケモンなどの大作なんかは放っておいても勝手に注文が集まります(実際は配分で受注は関係ないんですけどねw)
ウイイレ、パワプロなど、毎年出る続編物も数が予想されやすいので営業スキルはあまり発揮されないでしょう
でも、新規タイトルの場合は別です
今回はアンデッドナイツのお話が載ってましたが、新規タイトルはここでアピールできれば販売店が乗っかって来る事があります
それが売れるか売れないかは別として、魅力的な商品説明が出来れば上乗せして受注が集まると思います
最近はメーカーさんも受注前から映像をユーチューブ等に流してくれるので市場の反応を見れたり、映像を見れたりするので受注の参考になります
ユーザーの映像への反応が良ければ受注し易くもなりますし、お店側からすれば販売予測のバロメーターにもなって助かります
商談会では営業さんに、ここには書けないお話を聞く事もあったり、受注タイトルの話でなく業界の話題で盛り上がったりする事もあります
某営業さん、いつもイジメテばかりですいません、この場を借りてお詫びしますw
>ガイド:商談会が終わると、営業さんはどういう動きになるんでしょう?
>根岸:バイヤーさんにアポを取って、お伺いしてゲームのご案内をします。アンデッドナイツは、なかなか紙の資料では伝わりにくいゲームなので、実際に映像やROMをお持ちして、ゲームをやられる方であればプレイしていただく、そうでなければ映像をお見せする形でご紹介します
これが来るのは大手さんがメインですね
小さなゲーム屋さんにはまずいらっしゃいませんw
小さくても、数売るお店には行ってるのかもしれませんけどねw
以前は何件か来られていたメーカーさんもありましたが、経費削減で最近は営業さんの数も減ってきてる様で、一人で持つお店の数が増えすぎてあまり来られなくなったそうです
某マーヤさんには営業がわんさか来られるそうですが、うらやましい限りです
うちなんて近所の量販店に寄ったついでに来られるくらいですかねw
営業さんは大変なお仕事だと思います
ゲームに詳しくないといけないですし、もちろん営業マンとしてのスキルも必要となってきます
以前ゲーム屋さんから見た営業とは で、理想の営業さんを書きましたが、最近の不景気の影響なのか、営業さんもふるいにかけられて、いい営業さんの割合が多くなってきましたw
販促は不景気の影響でジャンジャンはくれないですけどねーw
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