認知症などの人に代わって財産の管理などを行う成年後見人制度ですが、利用者などから使いにくいと指摘があり、制度の見直しの検討がされることに
成年後見人制度は簡易に言えば意志決定支援法制度で本人の判断を他の者が補うこと
ただ、この制度は一度、利用を始めると途中で利用をやめることができないほか、後見人を変更することもできないことなどがあった
認知症になると口座凍結や詐欺や横領など資産関連の犯罪やトラブルに巻き込まれるリスクがある
そのため、判断能力の著しい低下を認めた場合で当事者以外の家族で管理がいなければ後見人制度を使うのが原則だろう
今後ますます利用がふえるとされる後見人制度
利用しやすい制度の変更に期待したい
