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<2009年12月9日~2010年1月30日>

 モスクワ上空に謎の物体? → 国境警備の強化? → 日本漁船への発砲事件

 【関連記事】: なぜか日本では、報道されない『UFO』問題 その2 ロシア(ノルウェー)編

 別に UFO=宇宙人の乗り物 が居ないなら居ないで良いです。
 国際政治では、 UFO=どこかの軍の秘密兵器 としても扱われます。

 国際政治にその話を持ち込まないで頂きたい。






<2010年11月1日>

メドベージェフ大統領の北方領土訪問


◎ロシア大統領が北方領土初訪問=訪日前、実効支配誇示-関係冷却化は不可避か

2010.11.1

オオルリのブログ

 【モスクワ時事】インタファクス通信によると、ロシアのメドベージェフ大統領は1日朝(日本時間同)、北方領土の国後島を訪問した。ソ連時代を含めロシア国家元首の北方領土訪問は初めて。今月中旬の同大統領の訪日を前に実効支配を誇示した形で、領土交渉の後退、日ロ関係の冷却化は避けられない状況だ。
 大統領は同日、ベトナムから極東サハリン州ユジノサハリンスクの空港に到着し、小型機に乗り換えて国後島入り。同島の中心地ユジノクリリスク(古釜布)近郊の地熱発電所や水産工場を視察し、「人々が地元に残り、発展することが重要だ。われわれは予算投入を続ける」と語った。
 大統領は幼稚園やアパートなども視察するほか、地元住民との交流も行い、「クリル(千島)諸島社会経済発展計画」(2007~15年)の実施状況を確認する。訪問は国後島だけで、日帰りの予定。
 メドベージェフ大統領は当初、9月末に北方領土を訪問する計画だったが、悪天候で断念。しかし、「近く必ずそこ(北方領土)に行く」と表明した。
 これに対し、前原誠司外相は大統領が北方領土を訪問すれば、日ロ関係に重大な支障が生じかねないと懸念を表明し、外交ルートで訪問見合わせを働き掛けていた。 
 日本側は、係争地の北方領土にロシア国家元首が自ら訪れることは、北方四島の実効支配を誇示する政治的メッセージになると受け止めており、領土問題をめぐって日ロが一致していた「静かな雰囲気の中での対話」が当面、困難になるのは確実とみられる。
 メドベージェフ大統領は2009年2月、当時の麻生太郎首相との会談で、「型にはまらない独創的アプローチで領土問題解決を目指す」と述べ、日本側では領土交渉の停滞打開への期待が高まった。
 しかし、日本の国会で北方領土を「固有の領土」と明記した改正北方領土問題等解決促進特措法が成立したことにロシア側が反発し、交渉は暗転。ロシア側は今年、日本が第2次大戦の降伏文書に署名した9月2日を事実上の「対日戦勝記念日」に制定するなどしていた。


↓元記事 時事通信
http://www.jiji.com/jc/v?p=ve_int_russia-hoppouryoudo20101101j-04-w410



↓YouTUBE 『 2010/11/07 北方領土問題 〔ロシア大統領が北方領土訪問〕 』

http://youtu.be/S_enBTTeZx4

 北方領土視察が目立って、ベトナム・ハノイ → 国後入りしている 事は注目されていない。
 地理的な関係やスケジュールも手伝っているのだろうが、中国とアメリカに対する牽制と考える事も出来る。






<2010年12月24日>

ロシアのテレビ番組で、メドベージェフ大統領が 北方領土は、全てロシアの物だ と改めて発言


↓YouTUBE 『 露大統領 北方領土 「全てロシアの領土だ」』

http://youtu.be/Fa4j3lCQb1M?hd=1


 クリスマスイブの日に発言ですか・・・。

 強いロシアをアピールしないと政治生命が危うかった と国際政治フォーラムに書かれている。
 ロシア政治は情報が少なすぎて分らないのだが、恐らくその見解は正しいと思う。

     ◇   ◆   ◇

 少し、余談。

 北方領土沖は、上質の蟹漁場だと聞いている。
 生態学上の明確な理由は分っていないのだが、メタンハイドレートのガス田周辺には、必ず蟹が群生しているそうだ。

 蟹漁の漁師さんは、魚群探知機で泡の柱(泡の正体は、誰も知らなかった)を見つけて網を降ろしていた。
 それで、その泡の正体は、実はメタンハイドレートが海中に溶け出しているものだった。
 蟹の餌となる生物が、メタンハイドレートを中心に生態系を維持している可能性がある。

 蟹は日本海側~北海道が本場になるので、日本海側~北海道は大規模なガス田地帯の可能性がある。
 国から予算が降りないので、日本は調査されていない。

 蟹の状況から察するに、北方領土~日本海側は調査するまでも無く、恐らくメタンハイドレートのガス田が豊富にあるはず。
 (埋蔵量も世界トップクラスだと言われている。)


 予算が降りない理由は・・・。
 資源エネルギー庁が邪魔をしている。

 資源エネルギー庁は、経産省、つまり あの原子力安全・保安院の管轄機関。

     ◇   ◆   ◇
 
 更に余談。
 
 メタンハイドレートの海底掘削技術は、日本がダントツの抜け出して居ると伺っているのだが。
 なぜか、資源エネルギー庁管轄の独立行政法人と米国巨大石油企業と共同実験を始めている・・・。
 
 【関連記事】: メタンハイドレート採掘 米石油大手・コノコフィリップスと共同実験へ






<2011年2月上旬~中旬>

中韓企業の北方領土進出


 現在のところ聞こえてくるのは、鉱物資源採掘 と 水産加工業 の1、2次産品関係。

 【関連記事】: 北方領土に、中韓企業が次々と進出


↓YouTUBE 『 中国とロシア 北方領土で共同事業へ11年02月15日 』

http://youtu.be/Ci94wXR3QtE

 このような話は、外交努力で未然に防がなければならない。
 日本に外交力が無い事が、世界中に露見してしまった・・・。






<2011年9月8日>

ロシア爆撃機2機、日本を一周


ロシア 爆撃機日本一周 安保・領土で野田政権揺さぶり

2011.9.9 23:19

 【モスクワ=佐藤貴生】ロシア軍機が日本周辺空域を1周した問題で、ロシア国防省は8日、戦略爆撃機が警戒飛行を行い自衛隊と韓国空軍の戦闘機計10機の追尾を受けたと認めた。一方、プーチン首相は同日、南クリール諸島(北方領土)の開発促進のため年内に追加資金を拠出する方針を示し、北方領土の実効支配を進める意思を明確にした。安全保障と領土問題の両面から、発足間もない野田政権に揺さぶりをかける狙いがうかがえる。

 露国防省報道官がインタファクス通信に語ったところでは、2機の長距離戦略爆撃機ツポレフ(TU)95が19時間にわたり太平洋上空などを警戒飛行し、自衛隊や韓国空軍の戦闘機が緊急発進した。報道官は「北極海や大西洋、太平洋などの長距離飛行は通常から行っている。領空侵犯はしていない」としている。

 同通信はまた、プーチン首相が8日、極東ウラジオストクでイワノフ副首相と会談し、クリール諸島(北方領土と千島列島)を舞台に進める「社会経済発展計画」(2007~15年)について、今年中に12億ルーブル(約31億円)を増額する政令に署名したと伝えた。

 択捉島と国後島での空港建設のほか、観光船が停泊できるよう択捉島の岸壁整備を進め、交通インフラの拡充を加速させる目的とみられる。択捉島では中距離旅客機も発着可能な長さ2・4キロの滑走路をもつ空港の建設が進んでいる。

     ◇

 玄葉光一郎外相は9日、ラブロフ露外相と電話で会談し、「露軍機の動きに対し日本国民の間で疑念が生じている。刺激的な行動は自制してほしい」と要請した。ラブロフ氏は「国際法上、問題ない」と答えた。また、藤村修官房長官は同日、「特異な事象としてとらえている。露側の対応を踏まえて今後も適切に対応していきたい」と述べた。


↓元記事 MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110909/erp11090923200005-n1.htm



↓YouTUBE 『 ロシア爆撃機 日本列島を一周.mpg 』

http://youtu.be/fRET9l6WIQE

ほとんど報道されていないが、露・中軍機が日本領空に飛来している。
(時に領空侵犯をしている。)


【個人的な見解】

このニュース、ブログにてリアルタイムで記事にしなかったのは、こう考えたからだ。
日本の防空システムを把握する意味もあるのだろうが、恐らく日本上空の放射線値を測定したのでは?と思っている。(東電への損害賠償請求の為の準備)

 【関連記事】: 福島第一原発事故 マスコミが触れない話 その25 海外の動向 vol.3 東電保証に群がる国々

オオルリのブログ
写真: ツポレフ95(Tu-95)

↓Wikipedia 「Tu-95 (航空機)」
http://ja.wikipedia.org/wiki/Tu-95_%28%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%29

 ご覧の通り、プロペラ機で1950年代から現役機になる。
 正直、何時退役してもおかしくない機体。ロシア軍の予算面での関係だろう、現在も一応現役機。

 様々な派生タイプが存在しており、世界的にも古い爆撃機を改造して情報収集機にするケースは多い。

 余談になるのだが、プロペラが見えるがレシプロエンジンでは無く、実はジェットエンジンの一種であるターボプロップエンジンを搭載している。開発当時は、世界最先端を誇る高性能機で、現在でも”世界で最も成功したプロペラ機の一つ”として高い評価を受けている。

 非常にマニアックな構成で、軍事ヲタクなら興味をそそられる内容になっているそうだ。
 (※筆者は、軍事ヲタクではありません。これらの情報も調べて書いています。)






<2011年10月12日>

北方領土に対空ミサイル兵器、戦車大隊を大幅強化


 【関連記事】: ロシア・北方領土に対空ミサイル配備 ~ 南シナ海領有権問題


【個人的な見解】

 どちらかと云うと、中国とアメリカに対する防衛強化兵器。
 後は、日本の出方を見ているのだろう。どちらにせよ、日本は舐められている。






【追加記事】