昔話。

 

30代だった頃、婚活パーティーに行ったことがないのもどうかと思い、行ってみた。

 

女性の席が円になって用意され、向かい合わせに男性の席、

女性は座ったままだったが、男性が回転ずしの皿のように、目の前にやってくる(1分では短すぎるので、2分毎だったか3分毎だったか)

 

そんな形式で、女性は男性参加者の全員と話(自己紹介)をして、よい印象の人を男女それぞれ順位をつけて3人選び、マッチングしたら、高順位からカップル成立、そんなシステムだったと思う。

 

多分サクラの高年収のイケメン男性、セーターの襟が毛羽立った年収300万円くらいの男性、相手方の自己紹介のメモにひたすら女性の年齢のみを記入していた男性・・・よい社会勉強だった。

 

私は、肩の下まで長さのある茶髪の縦巻きパーマで、

流行からそれほど外れてはいないだろう服で参加した。

普段は昔もまったくモテなかったが、この時は割とモテた。

人は見た目が9割と言うが、このことか驚きと思ったくらい。

 

でも当時の私は逆に冷めてしまった。

婚活パーティだから見た目はきっかけにしか過ぎないけど、

でも見た目から入ると、そのあとは転落するのみな気がして右下矢印右下矢印

ひたすら年齢のみを記入していた男性は、年を取った女性は受け入れられないのだろうか?

誰しも年を取っていくのに。

 

見た目から入るのは私には合わない。と認識した。

だからと言って自分が正しいとも思っていない。

 

ただ、普段モテない人間のひがみかもしれないが、

世の中、見た目から入った人が、見た目だけはできない結婚生活をするから、離婚する人が多いんじゃないかと、今も思っている。