JAPAN BLUE
徳島県が誇る藍文化、阿波藍。
平安時代から栽培が始まり、
江戸から明治にかけて最盛期を迎えますが、
明治後期から輸入品、化学染料の登場により衰退してしまいます。
日本の伝統文化、伝統工芸の素晴らしさを
日本人でありながら知らずにいるって悲しい。
50年以上生きてきたのに、知らないことだらけです。
学校で勉強したことよりも
遥かに大切なこと。
それに気づいたから、
今からでも学んで、伝えていきたい。
藍住町にある「藍の館」で藍染体験をしてきました。
資料館では藍の歴史を詳しく知ることができました。
当時のまま残された藍商人奥村家のお屋敷。
中には実際に使用していた道具などが展示されています。
いよいよ藍染体験。
エプロンを貸していただいて、受付で選んだアイテムを染液につけます。
私たちはハンカチとタオルハンカチを選びました。
1分経ったら取り出して広げます。
そして1分経ったらまたつけて、を繰り返す。
空気と触れて酸化させるのが大切なのだそう
4回か5回でしっかり青くなります。
水で洗います。
最後にアイロンで乾かしたら完了!
素敵に染まったぁ
そして、染料の藍汁をためておく藍がめ作りで発展してきたのが「大谷焼」。
徳島県鳴門市大麻町。
約230年の歴史がある徳島を代表する焼き物です。
藍がめは大きいので2人がかり。
上に居る職人さんは形を整え、下に居る職人さんは足でろくろを回すそうです。
元山窯さんへ伺いました。
元山窯さんは10代目。
ずっと引き継がれてきているって凄いですよね!
日本の伝統、歴史から愛を知る。
藍は愛ですね