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クロサワ政宗のブログ

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またまたお久しぶりになってしまいました。

 

先回紹介しました私の新しい家族の「SPT-Artist/M」ちゃんは今こんな姿です。

 

ジャーン!!

こ、こ、これは一体どうしたんだああああ。

 

って実はこのギターは中古を買ったんですが、本来フラットトップなのにアーチドトップになられておられたのです。

どういう事かといいますと、ブリッジ周辺のボディトップ板がモッコリと盛り上がってしまっていたんです!

 

「こんな不良品売りつけやがってクレーム祭りじゃあああああああ!」

 

とはならなかったのは最初から承知の上で購入したからです。w

 

このギターは本来新品で購入すれば定価20万近くするのですが、何と6万6千円(税込)で買いました。

 

フレット残存も9割以上。

フィンガーボードのエボニー材も大変状態が良く、ネックの歪や曲がり、反りもなく、前オーナーが購入後ほとんど弾いていなかったと思われます。

トップ板のモッコリも多分、弦を張ったまま放置していたために引っ張られて膨らんだんでしょうね。

 

「弦を張ったままにしたからトップ板が盛り上がるって弱すぎね?」と思われるかもしれませんが、半年・1年単位で張りっぱなしはやはり楽器本体に弊害が出てくると思います。

 

つまり、アコースティックギターのような中が空洞の楽器は、ボディの強度を上げるためにトップ板、サイド・バック板は厚みがある方が強いと言えるでしょう。

しかし頑丈な反面、厚い板に囲まれた楽器内部は中で共鳴してるだけで外へは上手く音が抜けないのです。

 

それに対して薄い板を使えば板自体が振動して外に音が綺麗に抜けてくれるのです。

でも強度の点では弱くなってしまうのです。

 

「LANDSCAPE社」ではクラシック楽器を作ってきた歴史から生音の鳴りにこだわり、「SPT-Artist/M」ちゃんは薄いボディ材でできています。

 

それが今回のモッコリ事件になったと自分は思っています。

 

それで写真のように矯正手当をしています。

木材は元の形状に戻る性質があるためこのような状態で矯正しているのです。

 

ではまた!