こんにちわ
浅野です
昨日の後篇になります
■マーケッテイングから生まれるビジネスモデル
『企業は外部の変化に対応して
絶えず変化していかなけばならない』
ヤマト運輸 小倉氏のビジネスモデルの構築は
まず マーケッテイングを学ぶことから始めたそうです
・お客様が必要としている商品とは何か
・お客様が必要としているサービスは何か
必死になって考えました
この当時の運送業界としては
お客様の立場に立って商品やサービスを
考えることはなかったんですね
試案の末に考案したのが
今ではかなり身近な存在の
『宅急便』です
その当時 多くの企業は
『3本足経営』 流行で多くの企業は
『事業の多角化』をテーマに進める方向にありました
当時その反対に事業を1本かして成功している
皆さんもご存じの 『吉野家』があり
ヤマト運輸 小倉氏は 多角化を捨て
『宅急便』 1本での再生計画を立てました
当初 関東一円を対象に
宅配便をスタートさせましたが
初めの1か月は9千個にも満たない
厳しいスタートとなりました
そんな中でも 小倉氏は
とにかくサービスを充実させることが大切だと考え
『サービスが第一 利益は第二』 言いつづけました
今ではどの運送業者でも当たり前になっていますが
『セールスドライバー』 もヤマト運輸から生まれました
セールスドライバーとは 荷物を運ぶだけではなく
営業や集金、伝票の処理までドライバーがこなすんです
『セールスドライバー』の活躍もあり
便利さが口コミで広がり
すぐに 宅急便は倍々に増えていき
初年度で採算に乗りました
4年後には 空前の好決算を出すことになります
どのビジネスも同じなんですが
『企業は外部の変化に対応して
絶えず変化していかなけばならない』
・お客様が必要としている商品とは何か
・お客様が必要としているサービスは何か
本当に大切なことだと思います