気付いたら手を離してた。 | alleyのブログ

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愛しいものをたくさん抱えていたので、そうそう手を離すわけにはいかなかったけれど、
目の前の現実にいとしい命が消えていくとき、腕の中のものたちは やっぱり幻想に過ぎなかった


現実の中にさけんだあとで夢の街へ帰ると、知らぬ間に置いてきた荷物で身軽になってた。

空いた手をかるく広げて息をしたら、景色を眺める視点だけが存在点 そして世界が私だった



手を離したものたちは けれど、無くしたわけでは無かったようで
ただそれはそもそも実体をもってはいなかったの

変わったことといえば 世界になったそれは、もはや何者にも冒すことはできない。一体になってしまったの



夢は儚いとか言うから、現実の方がずっともろいことをきっとみんなあんまり知らない