1月15日は御蔵島では厄落としの日。
15日の0時過ぎ(14日の夜中)数えで厄年の人は、
自分が使っているハンカチ(スカーフ・タオルなどでもOK)に年の数の小銭を包んで、御蔵の十字路に置いてきます。
十字路というのは、宿西川の前ではなく、開発センター(ケフィア)に登る階段の途中の踊り場のこと。
しかも、家を出て、厄を落として、帰ってくるまで(玄関の扉を閉めるまで)
誰かと会っても、声をだしてはいけません。
島にいない場合は、家族が代理で行くんだそう。
この不思議な風習は、今も続いています。
ちなみに。
落とした厄は、
朝には神主さんが回収してくれるそうですが、
夜中に行われるので、
この風習のことをよく知らない島っ子が多いようです。