息子が、何か難しそうな顔をして課題に向かっている。
私はというと、ちょっと副作用があって、それを遠目に眺めているだけだった。
何やら聞こえてくる。
「漢和辞典は、部首ごとに、画数の少ない順に並べられている」
えっと、漢和辞典ね、漢和・・・
って?
ちょ、待ってよ。
小学生の使う漢字辞典って、習う学年ごとに順番に並んでいるあれじゃないの?
当然、漢和辞典どこー!?
ってなるので、私の高校時代の新字源を引っ張り出してくる。
文字ちいせぇって!!
こんなことやらせんの?マジ!?
35年ぶりにページ開かれて、ブー垂れられる漢和辞典の身にもなってやれってんだよ!
では問題です。
次の漢字を漢和辞典に出てくる順に並べ替えよ!
ア「門」、イ「問」、ウ「間」、エ「聞」
正解は、イ、エ、ア、ウでした。
うーん、良い問題ですねぇ。
んなわけねーだろ!!!
問はくちへん、聞はみみへんで、「もんがまえ」じゃないんですよーだ!
なんだこのいぢわるは!?
まあでも、こんな問題を、へぇ〜、なるほどね〜♪と記憶の片隅に置けるのも、中学受験勉強ですわな。